毎日新聞 2015年03月23日 22時27分
http://mainichi.jp/select/news/20150324k0000m040134000c.html?inb=fa
水俣病と診断されながら国の基準では認定されなかった新潟市などの男女11人が国と新潟県、原因企業の昭和電工に1人当たり1200万円の損害賠償などを求めた新潟水俣病3次訴訟で、新潟地裁(大竹優子裁判長)は23日、原告7人を患者と認定し、昭電に1人330万?440万円(総額2420万円)の支払いを命じた。国と県の賠償責任については「新潟水俣病が確認された1965年以前に、国や県が阿賀野川での被害発生を認識していたとはいえず、工場排水を規制しなかったことが違法とはいえない」として認めなかった。原告は控訴する方針。

戦後70年首相談話:「懇談会」要旨公開 意見割れる
毎日新聞 2015年03月23日 22時43分
http://mainichi.jp/select/news/20150324k0000m010135000c.html?inb=fa
政府は23日、戦後70年の安倍晋三首相談話を議論する首相の私的諮問機関「21世紀構想懇談会」(座長・西室泰三日本郵政社長)が13日に開いた第2回会合の議事要旨を、首相官邸ホームページで公表した。先の大戦で日本が侵略を行ったかどうかで意見が割れ、21世紀構想懇の報告書や談話に盛り込むべきかについては結論を見送ったことが分かった。

辺野古:沖縄県 許可取り消し後も作業なら法廷闘争を検討
毎日新聞 2015年03月24日 01時04分
http://mainichi.jp/select/news/20150324k0000m010160000c.html?inb=fa
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設を巡り、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は23日、現場海域の全ての移設作業を7日以内に停止するよう沖縄防衛局に指示した。防衛局が指示に従わない場合は来週にも岩礁破砕許可を取り消す考え。沖縄県は許可が取り消されれば今月12日に再開された政府の海底ボーリング調査はできなくなるとしているが、政府は移設作業を続行する方針だ。

普天間移設「計画通り」=作業停止指示受け-米国務省
「時事通信」2015/03/24-07:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015032400113&m=rss
【ワシントン時事】米国務省のハーフ副報道官は23日の記者会見で、翁長雄志沖縄県知事が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に向けた作業の停止を防衛省沖縄防衛局に指示したことについて「移設は計画通り進んでいくとわれわれは理解している」と語った。知事の指示にかかわらず、移設作業を続行する方針を崩さない日本政府の立場を追認した発言だ。

辺野古の海底調査継続 防衛局、停止指示を無視
2015/03/24 10:24 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015032401001308.html
沖縄防衛局は24日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部で埋め立てに向けた海底ボーリング調査を続けた。沖縄県の翁長雄志知事は23日、海底作業を全面停止するよう指示したが、防衛局が無視した形。防衛省幹部は「引き続きのボーリング調査だ」と述べ、作業継続を認めた。

辺野古作業 停止指示 知事「腹を決めた」
「沖縄タイムス」2015年3月24日 05:30
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=108443
安慶田(右)、浦崎(左)両副知事とともに、新基地建設阻止で「腹を決めた」と話す翁長雄志知事=23日午後、県庁
県が沖縄防衛局に対し提出した海上作業の停止を指示する文書(画像の一部を加工しました)
翁長雄志知事は23日午後、名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が県の岩礁破砕許可を受けた区域の外でサンゴ礁を破壊した可能性が高いとして、昨年8月に許可した条件に基づき、30日までの7日以内に海底面を変更する全ての作業を停止するよう指示した。翁長知事は県庁内で会見し「漁業調整規則違反の懸念が払拭(ふっしょく)できない」と強調。指示に従わなければ、岩礁破砕の有無にかかわらず許可を取り消す考えを示し「腹を決めている」と語った。
【ことば】 岩礁破砕 海底の岩石とサンゴ礁を破壊し、岩石や土砂を採取する作業。県は昨年8月、沖縄防衛局が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立て工事の一環として、県漁業調整規則に基づき申請した岩礁破砕を許可し、米軍や工事用船舶以外の航行を禁じる臨時制限区域の内側に岩礁破砕許可区域(172ヘクタール)を設定した。しかし県は今年2月、防衛局が海底ボーリング調査再開のため海中に投入した大型コンクリート製ブロックがサンゴ礁を傷つけているとして、許可区域外での岩礁破砕に該当する可能性が高いと指摘、防衛局は否定している。

菅氏「中止理由ない」 防衛相「環境保全は万全」
「琉球新報」2015年3月24日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-240805-storytopic-271.html
【東京】菅義偉官房長官は23日の記者会見で、翁長雄志知事が米軍普天間飛行場の辺野古移設計画に関する作業の停止を指示したことについて「県の文書を精査する。現時点で作業を中止する理由は認められない」と述べ、県の指示に従わない意向を示した。

汚染水:資格要件満たさない法人に関連事業を委託
毎日新聞 2015年03月23日 22時56分
http://mainichi.jp/select/news/20150324k0000m040138000c.html?inb=ra
東京電力福島第1原発の廃炉・汚染水対策を巡り、会計検査院は23日、経済産業省資源エネルギー庁が資格要件を満たさない法人に関連事業を委託していたと発表した。事業は、エネ庁が約214億円の補助金を出し基金を設置。汚染水や廃炉対策の研究開発を進める民間業者を選び、基金から補助金を出す。これまでに42事業者が利用しているという。

津波に奪われた娘よ、卒業おめでとう 福島の小学校
「朝日新聞」2015年3月24日00時02分
http://www.asahi.com/articles/ASH3R4D08H3RUGTB007.html?ref=rss
「永吏可(えりか)、卒業おめでとう」――。福島県南相馬市立大甕(おおみか)小学校で23日、東日本大震災の津波で犠牲になった上野永吏可さん(当時8)に卒業証書が交付された。両親の敬幸(たかゆき)さん(42)と貴保(きほ)さん(38)は式の後、6年生の教室で同級生19人に囲まれ、星国央校長から証書を受け取り、遺影に語りかけた。

衆院選1票の格差、「違憲状態」…広島高裁
「読売新聞」2015年03月24日 10時31分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150324-OYT1T50037.html?from=ytop_top
広島高裁(野々上友之裁判長)は24日、「1票の格差」が最大2・13倍だった昨年12月の衆院選を「違憲状態」としたうえで、広島、山口両県の全11選挙区を対象にした選挙無効(やり直し)の請求を棄却する判決を言い渡した。

STAP問題、最大の責任は現場…野依理事長
「読売新聞」2015年03月24日 09時05分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150324-OYT1T50018.html?from=ytop_main2
今月末で辞任する理化学研究所の野依良治理事長は23日、理研本部(埼玉県和光市)で、昨年8月以来、約7か月ぶりに記者会見を開いた。

北朝鮮脱走兵、中国軍が拘束…相次ぐ強盗事件
「読売新聞」2015年03月24日 07時53分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150324-OYT1T50010.html?from=ytop_main5
【ソウル=豊浦潤一、北京=蒔田一彦】韓国の北朝鮮専門ニュースサイト「デーリーNK」は22日、北朝鮮国境の中国・遼寧省丹東市で19日、脱北した北朝鮮兵士が中国軍兵士に拘束され、連行される現場写真を独占入手したとして報じた。

アジア投資銀を歓迎=IMF専務理事
「時事通信」2015/03/24-07:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015032400117
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は23日、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立計画を歓迎する声明を発表した。訪問先の北京で表明した。

「萱中校舎」ありがとう 高田高、移転前最後の終業式
「岩手日報」2015/03/24
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/news.cgi?hi=20150323_1
萱中校舎での最後の日を終え、思い出の詰まった校舎を後にする高田高の生徒たち=23日、大船渡市立根町
東日本大震災の津波で被災し、大船渡市立根(たっこん)町の大船渡東高萱中(かやなか)校舎(旧大船渡農高)で学んできた陸前高田市の高田高(横田昭彦校長、生徒496人)は23日、萱中校舎で最後の終業式を行った。4月からは市内に再建された新校舎に移るため、同日が萱中校舎への最後の登校日となった。生徒たちは思い出の詰まった学びやに「仮校舎ではなく本当の校舎だった」と感謝し、新校舎で新たな歴史を刻むと心に誓った。

グループ補助継続を 陸前高田の仮設商業者ら訴え
「岩手日報」2015/03/24
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150324_2
グループ補助金などの説明を受ける商業者。被災実態や復興の現状に合わせた支援が求められている=23日、陸前高田市
陸前高田市の被災商業者らは、将来の中心市街地での営業再開に向け、グループ補助金の継続を求めている。かさ上げした市街地に建物を着工できるのは、一部を除き2016~18年度。震災の被害が大きかった同市のまちづくりは、他地域に比べ時間がかかるため、事業者は補助制度の存続を強く願う。仮設施設使用の長期化に伴い、撤去費の負担についても不安を抱えており、被災地の実情に合わせた支援策が望まれている。

入札不落、越喜来小開校に遅れ 大船渡、16年4月困難
「岩手日報」2015/03/24
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150324_1
東日本大震災で被災し、高台へ移転する大船渡市三陸町の越喜来(おきらい)小と、新設する越喜来地区認定こども園は、工事の入札不落などの影響で、2016年4月の開校が困難となった。市教委は16年度内の開校を目指し、スケジュール調整や、次回入札に向けた準備を進める。

【釜石】仮設生活リアルに描く 釜石の劇団、29日公演
「岩手日報」2015/03/23
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/news.cgi?hi=20150323_1
仮設住宅を模した手作りの舞台で、本番に向けてせりふ合わせを行う小笠原景子さん(右)と菅野結花さん
釜石市在住者や復興支援で他県から来ている社会人らで2月に結成した同市の劇団もしょこむ(小笠原景子代表)は29日、同市内で旗揚げ公演を行う。仮設住宅で暮らす姉妹が東日本大震災で亡くなった両親を思い、それぞれの苦しみを抱えながら懸命に生きる姿を描く。

<汚染雨水流出>漁協、来月にも原発視察
「河北新報」2015年03月24日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150324_63004.html
原発視察を決めた理事会
相馬双葉漁協(相馬市)は23日、理事会を開き、東京電力福島第1原発の排水路を通じて汚染雨水が海に流出した問題への対応を協議した。4月にも同漁協関係者が原発を視察した上で、組合員に対する東電の説明会の開催を受け入れることを決めた。

酔わせます「おきたま地酒」 米沢・消費拡大へサミット
「山形新聞」2015年03月23日 20:35
http://yamagata-np.jp/news/201503/23/kj_2015032300536.php
地酒の消費拡大策を出し合ったパネル討議=米沢市・グランドホクヨウ
日本酒の消費拡大策を考える「おきたま地酒サミット」が23日、米沢市のグランドホクヨウで初めて開かれた。置賜地方の酒蔵、小売店、飲食店の経営者ら約60人が参加。パネル討議や日本酒に合う創作料理の試食などを行い、農業や観光産業と連携した販売戦略の重要性を確認した。

第1原発の廃炉に国費1892億円 会計検査院指摘
2015年3月24日 福島民友ニュース
http://www.minyu-net.com/news/news/0324/news1.html
東京電力福島第1原発1~4号機の廃炉・汚染水対策に2011年度から14年度まで、国が投じた費用が計1892億円に上ることが23日、会計検査院の集計で明らかになった。年度ごとに担当省庁が公表している分を検査院がまとめた。これとは別に、東電が汚染水対策として設置しながら、短期間で使用停止になった地上タンクやセシウム除去装置などの契約額が計約686億円に上ることも検査院の調べで分かった。

回答率向上へ新財源 県民健康調査で検討
2015年3月24日 福島民友ニュース
http://www.minyu-net.com/news/news/0324/news4.html
福島医大の谷川攻一副学長・ふくしま国際医療科学センター副センター長は23日、全県民の27%(昨年12月現在)にとどまっている県民健康調査の基本調査の回答率について、広く戸別訪問を行うなど回答率を上げる取り組みに必要な新たな財源の確保を検討していることを明らかにした。

「小名浜魚市場」26日開場 冷凍冷蔵工場が完成
2015年3月24日 福島民友ニュース
http://www.minyu-net.com/news/news/0324/news5.html
小名浜港に完成した冷凍冷蔵工場
県漁連がいわき市小名浜港に整備を進めてきた新しい小名浜魚市場が26日に開場する。魚市場の完成に先立ち23日、冷凍冷蔵工場の竣工(しゅんこう)式を行い、関係者が漁業復興への前進を誓った。

「国内外へ本県現状を多角的に発信」 内堀知事が方針
2015年3月23日 福島民友ニュース
http://www.minyu-net.com/news/news/0323/news13.html
内堀雅雄知事は23日の定例会見で、仙台市で14~18日に開かれた第3回国連防災世界会議で東京電力福島第1原発事故をめぐる議論が不足していたとの指摘を踏まえ、企業や団体などと協力して国内外へ本県の現状を多角的に発信していく方針を示した。

【茨城】「復興期間」16年3月終了 「国は支援継続を」
「東京新聞」2015年3月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20150324/CK2015032402000160.html
橋本昌知事は二十三日の定例会見で、政府が定めた東日本大震災の「集中復興期間」が終わる二〇一六年三月以降も、地方自治体に国が手厚く支援するよう求める考えを示した。

【茨城】被災地研究 本に きょう茨城大卒業の3人
「東京新聞」2015年3月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20150324/CK2015032402000162.html
被災地を調査研究し「震災とコミュニティ」を執筆した横山さん(左)と遠藤さん=茨城大で
茨城大人文学部を24日に卒業する4年生3人が、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故後の被災地で起きた地域社会の変化を1冊の本「震災とコミュニティ 力・限界・可能性」(志學(がく)社)にまとめた。4年前、入学直前に大震災を体験した「3・11世代」。被災地に正面から向き合い続けた学生生活の集大成を手に、これから復興の先頭に立つ決意だ。(林容史)

【埼玉】九条俳句 教育長「議題にせず」
「東京新聞」2015年3月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20150324/CK2015032402000155.html
「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」と詠んだ女性の俳句をさいたま市大宮区の三橋(みはし)公民館が月報への掲載を拒否した問題で、稲葉康久教育長は二十三日の定例会見で、この問題について市教育委員会で再び議論するよう求めた市民グループの請願を採択せず、二十六日の市教委定例会では議題としないことを明らかにした。

原発避難に総合ケア必要 川口で早大准教授講演
「埼玉新聞」2015年3月23日(月)
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/03/23/10.html
原発避難の実態を講演する早稲田大学人間科学学術院の辻内琢也准教授=川口市木曽呂の医療生協さいたま
福島県からの避難者を対象としたアンケート調査を基に東京電力福島第1原発事故による被害の実態を考えようと、早稲田大学人間科学学術院の辻内琢也准教授が、川口市木曽呂の医療生協さいたまで講演を行った。

所沢・おおたかの森にフクロウ 保全活動代表が撮影
「埼玉新聞」2015年3月23日(月)
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/03/23/08.html
足立さんが撮影したフクロウ=所沢市北岩岡
武蔵野のオオタカや自然林の保全活動を進めている所沢市北岩岡のおおたかの森トラストの代表の足立圭子さんは、自宅近くの「おおたかの森再生地」でフクロウの姿を確認するとともに、写真撮影に成功したと発表した。

【東京】庭園に小川 昔の自然を再現 「生活の中心として活用を」豊島区新庁舎 落成式
「東京新聞」2015年3月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150324/CK2015032402000142.html
豊島区新庁舎屋上に造られた庭園の小川
五月七日に開庁する豊島区新庁舎(南池袋二)の落成式が二十三日、庁舎内であり、区内の町会長ら約千二百人が出席した。新庁舎には、農地化や宅地化で失われた区内の自然環境を再現し、約百種類の植物と十三の鳥や昆虫などがすむ庭園が整備された。設計を担当した建築家の隈研吾さんは、記者会見で「行政庁舎の固いイメージではなく、優しいデザインを目指した。生活の中心にあるホールとして活用してほしい」と語った。(皆川剛)

【東京】ひのはら紅茶「増産したい」 檜原村の戸田さん 29日、茶畑整備の協力者募集
「東京新聞」2015年3月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150324/CK2015032402000139.html
茶畑の手入れをする戸田さん=檜原村で
檜原村の茶葉で作った「ひのはら紅茶」が昨年、人気となり、村に移り住んで紅茶作りを続けている戸田雅子さん(66)が収穫量を増やそうと、茶畑整備に乗り出す。放置された畑を手入れする「紅茶畑再生プロジェクト」で、二十九日に開始。初日の作業を手伝うボランティアを募集している。 (村松権主麿)
