※1:50~6:50までの五分間になります

 

豊田社長 本当に多くの方にお集まり頂きまして本当にありがとうございました。あと三日で東京モーターショーも終わりますが、先週私はこの場でトークショーをやっておりました時に、いろんな方からいろんな質問を頂きました。そんな中でトヨタのマネージメントって一体どうやってやってんのと、いうようなご質問も受けましたので、今日はですね実際我々、一人フランス人のディディエ・ルロワさんは出張中ですが、後のメンバーをここに集め毎週毎週やってるようなですね、経営会議をこの場で公開してお見せしようと思っております。そんな中で我々思っておりますのは、情報というのは現場にあり。現場に真実があり、という風なことを我々のぶれない軸にしております。そういう意味ではこの6人の副社長と私のこのミーティングというのはルールがございます。一つは資料無し、アジェンダ無しです。なぜ資料を無しにしてるか、 それは資料を作ってるのは我々自身が作らないからです。ですからタイミングも内容もちょっと陳腐化してしまうわけです。なぜアジェンダをやらないか、それはアジェンダをやりますと、その場で我々以外の者が決めた優先順位で物事が決まる可能性があるからです。ですから資料も無しアジェンダも無しで、我々がどういう会話をしているか、というような事を皆さんにちょっとお見せしたいなということで、これをやろうとしております。それではですね早速なんですが、そうは言ってもね、今日はこれだけの皆さんの公開の中で普段の副社長会をやりますので、多分皆さんも緊張してんじゃないのかなと思います。ですから私からね、アジェンダをね、アジェンダというかね、質問を投げさせてもらいますので、それに対して色々答えていくのを皆さんに聞いて頂くという感じからスタートさせて頂きますけど、宜しいでしょうか?ありがとうございます。それではですね毎年トヨタ自動車と言いますと、6月に株主総会をがございます。株主総会で今回一番ですね話題になりましたのが実は事故なんですね、車の事故。車ってのは、いろいろ良いこともありますけれども、やっぱりネガティブな部分もあると思います。それで事故の事が話題になったのですが、メディアでね散々取り上げられてますけれど、事故ってなんで最近こんなに増えてしまったんでしょうか?

 

吉田副社長 まず私、吉田の方からお話をしたいと思います。だいぶ緊張しておりますので宜しくお願いします。今の交通事故の実態からお話したいと思いますので、グラフを見せてもらえますでしょうか。グラフにありますけど、ここ10年間でですね、日本の交通事故、死者、はですね5200人位から3500人に減ってきてはいるんですけども、トヨタの究極の願いである、交通事故死傷者ゼロという目標に対しては、まだまだまだ道半ばと、という状況です。しかし高齢者の、この下の黄色のところを見て欲しいんですけど、高齢者の死亡事故というのは横ばいで減っておりません。加えて死亡率が急に増える75歳以上の免許の保有者と言うと、この10年間で約倍になっている、今後さらに増えていきますので高齢者の事故というのが非常に問題だなと。
 
豊田社長 でもね、以前高齢者高齢者と言いますけどね、ここにも高齢者いますよ。ここにも、かつてね、高齢者ドライバーって言われずに、ベテランドライバーと言われたはずなんです。
 
吉田副社長 ええ、そうですね
 
豊田社長 車の運転を永く経験してることで、例えばトラックドライバーとかね、そういう人達は交通量を上手くリードするとかね
 
吉田副社長 はい
 
豊田社長 交通のルール
 
吉田副社長 ええ
 
豊田社長 抜いてありがとうって、チャカチャカやりますでしょ
 
吉田副社長 ええ
 
豊田社長 ああいうのも、ああいうベテランか作ってきたルールだと思うんですよね。
 
吉田副社長 はい
 
豊田社長 そうなりますと、何でベテランドライバーだった高齢者のドライバーが、最近、事故の原因なんて言われなきゃいけないんですかね… 
 
吉田副社長 ちょっと、いきなり難しい質問が来ちゃってビビッてるんですけども…