同棲に踏み切ったワケ

付き合って２週間で結婚を決意した私たち。


勢いに乗った主人は、
１ヶ月しないうちに
「一緒に暮らそう」
と言い出しました。

嬉しい申し出ではありましたが、すぐに却下。

当時、私は実家暮らしで、
主人は一人暮らし。

私はお嫁に行くまで実家にいる事が親孝行と思っていたので、
彼の申し出を受け入れるつもりはありませんでした。



ところが、付き合って２ヶ月ちょっとたった頃、
いろんな事が起きて不安になりました。

まず、携帯代が高いことと交通費が高いこと。

お互い家が離れていたので、
週末以外は携帯で連絡を取り合っていました。

今までそんなに使うことがなかったので、
急に跳ね上がった代金に驚きました。


また、主人の家は通勤途中になかったので、
会うには毎回交通費がかかりました。

当然家以外にも遊びにいくことがあるので、
それも含めるとだいたい月１万以上はかかっていました。

結婚の時期も決まっていたので、
できるだけ貯金にまわしたかった私は、
そんな代金が恨めしく思えてきました。

「一緒に住めばお金かからないのに・・・」
と思うようになっていました。



そして、一番の原因は母の存在。

いつも終電で帰ってくるような生活を送っていた学生時代。

この頃は母と関わる時間は少なかったのですが、
社会人になってからは帰りが一番早くなり、
家にいる時間がだいぶ増えました。

当然母と過ごす時間も増え、
愚痴を聞かされるようになりました。

私も慣れない生活でストレスが溜まっていたせいか、
いつもなら聞き流せる愚痴もどんどん不満が溜まっていって、
いつしか家にいるのが窮屈にさえ感じるようになっていました。



以上、３点の理由から、家を出る決意をしたのです。

貯金もできるようになり、
母とはちょうど良い距離を保つことができるようになり、
結果的には上手くいったけれど、
やっぱりお嫁に行くのは実家から行きたかったなぁ～、
と今でも母には少し申し訳なく思います。



とはいえ、結婚前に一度一緒に暮らしてみるのはおススメです。

違った環境で育ってきた二人が一緒に暮らすって、
やっぱり大変なことだから。

お互いの生活ペースを理解するのは、
一度一緒に暮らしてみるのが一番。