「The Hazards of Love」 The Decemberists



少し前のMusic Magazine で読んだ萩原健太さんの「ロック好きだけれどTraveling Wilburysはカントリーぽくて苦手というのは和食は好きだが醤油は苦手というようのもの」という趣旨の文がずっと引っかかっている。自分の今の聴き方は和食と思ってお好み焼きばかり食べているようなものかもしれない。 そんななかでカントリーのにおいを感じながらも気に入っているDecemberistsの2年半ぶりの作品はコンセプトアルバム。同じようなフレーズが何度か出てきたりして全体像がややつかみにくく、白抜き文字の歌詞が読みにくいこともありコンセプトを理解できないのは残念だが、哀愁を帯びた曲に適度に凝った音が相変わらずいい感じ。

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The Hazards of Love/The Decemberists