もう終わった展覧会の話です
6月の雨の日、仕事を早めに終えて六本木に。
森美術館で開催されていた、「シアスター・ゲイツ展 アフロ民藝」を観てきました。
森美術館に行くこと、結構多いかもしれません。
この前の展示も観ましたよ
火曜日以外は遅くまで開いているのがとても助かります。最近は夜営業ありの展覧会も増えてきた印象もありますが、森美術館は昔からで行きやすいと感じます。

芸術に関しては知識はあまりないのですが、観るのは好きです
「アフロ民藝」も当然この展覧会で初めて知りました!アメリカの公民権運動のスローガン「Black is beautiful」と日本の民藝運動を融合したコンセプトだそうです。
この写真を観て「何が民藝なの?」と感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、全体的に民藝かどうかはどうでもいいという展示なのかなと理解しました
「民藝」自体も、手作りの生活用品の美しさは分かりますし、美は生活の中にあるという考えはすごく好きですが、何が民藝品に該当するのか考えることは私は苦手です。難しい。
そういえばこの展示会では「用の美」という言葉は出てきませんでしたが、好き。

展示自体は、なんとなくパワーを感じる内容でひとつひとつが私にとっては不思議なものでした。感想を書き出すとポエム化するので書きません
撮影不可でしたが、廃教会での音や、野中の風と歌を感じる映像作品が良かった。あとは常滑焼の魅力にあまり気付けていませんでしたが(失礼)、その素敵さが少し分かりました。
私の勝手な常滑焼のイメージと異なるものもいろいろあると知りました。

最後に、KISSやQUEENが爆音でかかってミラーのオブジェがギラつきながら回転する空間で終了。
インバウンド観光客と思われる方が多くて、音楽に合わせて踊っている方もいらして楽しそうでした
私は陰気なので音楽にのることもできないまま展示室を探索し、冷蔵庫にしれっと日本酒「門」が入れられているのを発見して、Gatesさん、楽しい方だなと思いました