今日はスピーキングについて、一からやり直したい方用の教材を紹介したいと思います。
IELTSのスピーキングで高得点を取るためには、まずは英語の文章を会話が成立する程度に
素早く発想する力をつけなくてはいけません。
その他、発音なども極めて重要ですが、私もそうでしたが、英語からすっかり離れてしまっている方に
とってみれば、発音云々より、まず英語の文章が組み立てられないというところから
抜け出す必要があります。
こうした方には、おそらく
瞬間英作文シリーズ
が最適だと思います。
これは日本語がまずあり、瞬間的にそれを英語に直すというトレーニングなので、
最初に日本語があることが若干問題かなと個人的には思っていました。
ですが、そもそも英語のままで発想、発話できるようになるには、相当の時間を要します。
過程としては、まず日本語で考えた文章を正しい英語にできるかということでトレーニングし、
他のリスニング、リーディング、ライティングのトレーニングと共に、
英語の力が上がってくると、
自然に日本語の過程をだんだん飛ばせるようになります。
それでも、難しい内容などは、まず日本語が浮かんでしまいますが・・・。
いずれにせよ、ステップを考えるのは重要で、無理に階段を10段飛びしようとしても、
うまくいきません。
自分のレベルを考え、それに応じたトレーニングを継続し、
徐々に階段を登り、頂上まで詰める構想が重要でしょう。
その意味で、このシリーズは、ありそうでなかった、大変貴重なものだと思います。
CDがついているので、外でも練習できます。
なお、後半の持って回った言い回しなどは、とりあえず無視して、簡単な表現を繰り返し、
マスターしたら、次の本に行くなり、違う素材にうつることをお勧めします。
あくまで本をコンプリートすることが目的ではなく、
スピーキングができるようになることが目的ですので。
ちなみに、私は日本語で考えて、英語に置換するという過程をたどってしまう状態で受けた
IELTSでは、6.5まででした。
これを飛ばせるようになると、7.5まであげられることは経験済みです。
読んで下さりありがとうございます。

