前々回からの続き
久々の3部作になりますね笑
前回までのおさらい
X軸=他者
(敵味方、交流有無に関わらず)
Y軸=成果
(成績、金、地位、その他競争の戦利)
こうお話ししました
僕は常々、思っている事があって
それは・・・
自己肯定≠自己満足
先ほどのY軸がプラス方向に高ければ
仕事で言えば
評価もされるでしょうし
出世するかもしれません
それによって得られる満足感は
きっと
自己肯定感を高める事でしょう
先ほどのX軸がプラス方向に多ければ
仕事で言えば
仲間に恵まれるでしょうし
慕われ頼られるかもしれません
仲間への信頼感や共同感は
きっと
自己効用感を高める事でしょう
どちらも自分の価値を感じるには
妥当なものと思えます
けれどもこの
X軸やY軸のプラスから得る自己肯定は
他者が介在していることと
自分の在り様に関わらず
プラスマイナスが動くと言う意味で
ものすごく受動的な自己肯定だと
僕は思っていて
本来、自己肯定は
その字の如く
自ら己を肯定すること
他人を介さない行いだと思うのです
だから
一昨日からお話ししている軸の話で
自己肯定とは
X軸もY軸も介さずに
高めて行くべき方向性のもの
つまり新たな別のベクトルで
高めて行くものと思うわけです
すなわち、それは第3の軸=Z軸
高校数学レベルとなってきた!
これはつまり
仕事の成果や地位(Y軸)や
仲間の有無や関係性(X軸)に
影響はされるかもしれないけれど
全く別のベクトルで
自己肯定は保てる
或いは高められる
そーゆー事を示しています
Z軸が内包しているのはただ一つ
自分を信じる想い
これなんです
何かがうまくいかない時
仕事でもそう
スポーツでもそう
結果が出ない時
目指していた自分に届かない時期
それでも未来へ向かって努力し続ける
その原動力は自分を信じる事
ただそれのみなんですよ
でも誰だって
ただ信じるなんてしませんよ
そーゆー時にも
自己肯定感を失わなかった多くの人が
やっているのが自己暗示
「今日も良かったよ」
「明日はやれるよ」
「ここからだよお前は」
「この積み重ねが明日生きるよ」
抱き続けた希望を
積み重ねた努力の価値を
一日一日と未来へ繰延べて
結果が、成果が
その手に握られる日を待つ
こーやって生きる人たちは皆
恐ろしく自己肯定感が高い
あの時、僕の上司や先輩は
この自己肯定感をZ軸で作れない
自信のない人だったんだなぁって
つまりあの人達はずっと
自己肯定感を保つ為に
他人をコントロールし続けなくちゃならない
これはある意味で苦悩
他人へのコントロールを失った時
自分の肯定感をいつ
その他人たちに下げられるかもしれない
いじめっ子が
いじめられる側に回りたくない
その事に必死で
イジメをやめられないみたいな心理
そんなとこでしょうか・・・
3日間かけて過去を回想し
自己肯定について考えて行く中で
心に残ったのは
あの時の上司たちへの同情心
きっと今も怯えているはず・・・
自己肯定感を保つ為に
踏みつけてきた部下や同僚の顔が
頭をチラついて亡霊の様に
今の部下や同僚の背後に視えて
今日も怯えていたのだろうなぁって