令和5年生まれ新生女児を一人で育てるシングルファーザーです。
東京23区内で一人暮らしで、パートナー(元妻)に女児が生まれました。ただ、パートナーは、育てられないとのことで、パートナーは去り、私が育児休業を取って、ほぼ一人で育てています。ワンオペ育児奮闘模様をお届けします。
経緯14
緊急帝王切開術で出産することになったため、先生からの説明では1時間程度で終わる予定と聞いていましたが、心の中では不安でいっぱいでした。どうか、元気な赤ん坊を抱きしめられますように、と心の奥底で願い続けました。
深夜の静寂に包まれた大学病院で待ちわびている時間は、落ち着かない気持ちの私を、あらゆる音に敏感にさせていました。このときは、静寂という音さえも耳に聞こえてきそうでした。
時間のながれはとてもゆっくりに感じられ、ほんの数分しか経っていないのに、何度もスマートウォッチで時間を確認していました。
なお、こちらの病院は、首都圏の基幹病院として、パートナーのような高齢出産やその他のハイリスク妊娠を受け入れています。出産のうち約半数は帝王切開術で対応している模様で、待っている間にも妊婦さんがひとり家族に付き添われて、夜間の緊急の診察に来られて、そして帰って行きました。妊婦さんは休みがなく、いつなんどきに何が起こるかわからないことを痛感しました。
私は、ここまでパートナーの気持ちに思いを馳せていました。