12月の本番を前にして、11月は観劇ラッシュ。
小劇場でやってると、どうしても他の人のお芝居を観に行く回数が増えていきます。それがいいことなのが悪いことなのかはさておいて。

自分の出てるお芝居を観に来ていただいたお客さんから、「よかったよ」と言われることがよくあります。
あー。よくなかったんだな。と思います。

よかったよ。
すごく曖昧で使い勝手のいい言葉。
心の中で、よかったよの前に括弧をつけて。
(どうでも)よかったよ。
(君以外は)よかったよ。
(値段には見合ってないけど)よかったよ。
(僕は好きじゃないけど)よかったよ。
とかとか。

観に来てくださった方には、星の数ほどある毒にも薬にもならない(どーでも)いいお芝居ではなくて、年に数本出会えるような本当にいいお芝居だったと思っていただきたいな、と常日頃思うわけで。
なんでもかんでも安請け合いするのもどうかなーと最近はよく考えます。


毎回毎回公演前にお知らせを送っていると、本当に申し訳ない気持ちによくなります。
応援してくださってる方々とか、毎回観に来てもらう後輩とか友達のためにも、笹井が出るお芝居って面白いって思って欲しい。
なかなか大変だけど、頑張ります。

お客さんを呼べる役者がみんないい役者ではないと思うけど、やっぱりいい役者はお客さんを呼べるってのが僕の持論。

はーーー。