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日本代表MF香川真司は29日(以下、現地時間)、マンチェスター・ユナイテッドを去ることになるようだ。ドイツ『ビルト』によると、香川は30日午前中にメディカルチェックをパスすれば、古巣への移籍が成立するという。

28日からドルトムント復帰の可能性が報じられている香川。29日には代理人を務めるトーマス・クロート氏がドルトムントのクラブ事務所に訪問し、香川の再入団における条件面で合意に至ったようだ。移籍手続きは最終段階に入り、残すはメディカルチェックと新契約へのサインのみとなった。

『ビルト』によれば、30日午前中に香川は現地入りし、メディカルチェックを受けることになる。午後1時にはクラブが正式に入団会見を行う予定という。また、同メディアはドルトムントが香川の再獲得に向けてユナイテッドに支払う移籍金は800万ユーロ+200万ユーロの後払いとしている。



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英メディアが報道、移籍金は合計で2500万ポンド超?

イギリス『ガーディアン』や『インディペンデント』は4日、アトレティコ・マドリーがマンチェスター・ユナイテッドMF香川真司の獲得に関心を抱いていると報じた。

トルコやスペインのメディアでは、ユナイテッドがアトレティコMFアルダ・トゥランの獲得を望んでおり、トレード要員として香川の名前が浮上している。だが、スペインメディアはアトレティコにトゥラン放出の考えはないとも報じた。

一方で、アトレティコは香川の獲得には関心を抱いているのかもしれない。イギリス両メディアによると、アトレティコはFWハビエル・エルナンデスと香川の両選手を狙っているという。『インディペンデント』は、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督が2人の加入を望んでおり、移籍金は合わせて2500万ポンド以上になると伝えた。

ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は先日、「ツアーが終わったら判断を下すことになる」とコメント。アメリカツアー終了後に人員整理に動くと見られている。香川は新シーズンもユナイテッドのユニフォームを着るのか、それともスペインへ移籍する可能性はあるのか。今後の進展が注目されるところだ。


7日に行われたセリエA第32節、ジェノア対ミランの一戦は、2-1でアウェーのミランが勝利を収めた。MF本田圭佑は先発フル出場し、セリエA初ゴールとなる決勝点を挙げている。

ミランは風邪で出場が微妙と言われていたバロテッリがベンチスタート。パッツィーニがスタメンに名を連ねた。2列目は今節も本田、カカー、ターラブとのトリオとなり、ムンタリとエッシェンが負傷した中盤センターでは、復帰したモントリーヴォがデ・ヨングとコンビを組んだ。



2連勝中のミランは、20分に先制して幸先の良いスタートを切る。中央でパスを受けたターラブが、得意のドリブルで仕掛けると、スピードに乗ってジェノア守備陣を押し込み、最後はデ・マイオをかわして、ペナルティーアークから右足のシュートを沈めた。

だが、前半途中からミランはジェノアの反撃を受ける。37分、ベルトラッチのシュートに冷や汗をかかされると、41分にはメクセスがあわやオウンゴールという場面も。押し込まれて前半を終えたミランは、後半に入っても52分にフェトファツィディスのミドルシュートに脅かされた。



しかし、56分、その瞬間が訪れる。ついに本田のセリエA初得点が決まった。ターラブのスルーパスに中央で反応した本田は、巧みなワンタッチでマルケーゼをかわし、中央に広がったスペースへ攻め込む。飛び出してきたGKペリンの上を越すループシュートを放つと、懸命に戻ったスクッリも間に合わず、ボールはゴールへと転がり込んだ。

本田はセリエA12試合目にして初ゴール。イタリアでは1月15日のコッパ・イタリア5回戦スペツィア戦以来の得点となる。先日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、「もうすぐ初得点と感じている」と話していた背番号10。見事に有言実行となった。

ゴールを決めてチームメートたちから祝福された本田は、ベンチに駆け寄ってセードルフ監督と抱擁。大きな笑顔を浮かべていた指揮官も本田と抱き合って喜んだ。



2点のビハインドを背負ったジェノアは、諦めずに反撃を開始。終盤はミランを苦しめる。73分にはCKからモッタのボレーシュートで1点を返すことに成功。さらにミランゴールへと迫っていく。

だが、74分にパッツィーニを下げてバロテッリを投入したミランは、ジェノアの猛攻に苦しみながらも耐え抜き、1点のリードを守って逃げ切った。

3連勝で勝ち点を45とし、ヨーロッパリーグ出場ラインに勝ち点5差と迫った。ローマやインテルとのビッグマッチもある残り6試合で、ミランは欧州カップ戦出場権を目指す。