目が見えなくても、脱臼した左足がぎこちなくても、カフェをてくてく歩きまわる姿を、お客さんが見守ってくれる温かい日々。そして、いろんなわんちゃんに接して、安定していたおはぎ。

 

定期的な痙攣の頻度も減ってきていたけれど、先日、半月ぶりに痙攣。その後数日、右に旋回して、自分で目をまわして倒れることを繰り返すように。磯子のゴットハンドの先生に電話で指導をもらって、投薬回数を少し増やし様子見。

 

▪️どうぶつ医療の真実!?

 

しかし、相変わらず右旋回するので、(磯子の先生のところは、定休日しかいけないのこともあり)カフェのすぐ近くに名医(賛否両論激しいですが)がいると聞き、行ってみた。

 

おはぎのいままで、かかってきた大島の病院の名前を告げると、激怒!(あ、いつも怒鳴りっぱなしの先生みたいです)。おはぎは、3年前に脊髄空洞症と診断され、脳からカテーテルを通す手術(50万)を受けたと話すと、「なんでも、空洞症にしてすぐ手術をする」とか「地元の病院は、照会料のキックバックが入るんだよ」と。

 

「あの病院は最悪だ。いったい、いくらかけてきたんだ。支払う飼い主もバカだ!」と確かにおはぎは、その大島の病院でMRIを(ちなみに1回8万から10万、全身麻酔のリスクも伴う)を、カテーテルがちゃんと機能しているか確認が必要ということで、何度も受けてきた。飼い主としては、負担はとてつもなく大きいけれど、それは、出してあげることが、飼い主の愛情だと思っていた。・・ほとんどの飼い主は、先生に、バカ扱いされるみたい(汗)バカじゃなくてね、飼い主は、先生がたを信じるしかないんですよ・・。怒鳴られたり怒られることは、私は平気だけど、私の知識不足でおはぎに無用な負担をかけたことを後悔。

 

そして、大島の病院の先生に、ステロイドを1日2.5mgも投与され、減らさないとステロイドで死んじゃうと懇願しても「減らしたら次こそ致命的な痙攣が起きますよ!」と指導され続けてきたんだ。あのまま、通ってたら、今頃、死んでたと思う。左足を脱臼した時の対応に限界を感じ、セカンドオピニオンで磯子の先生に会って救われた。

 

 

▪️利益優先

 

その大島の病院を紹介してくれたのは自宅近くの地元の先生。地元の先生には、おはぎが何度も命を救ってもらって感謝してたし、近所に大手の運営する病院ができた後も、潰れたら困ると、私なりに応援してきた。でも、小さいおはぎに8種混合をすすめてきて(減らして6種にしたけど)摂取した日に震えがとまらなかったのを覚えてる。(予防接種で脳炎になる子もいると知って、知識のなかった自分を後悔。)飼い主の間でも、少し調べればわかる悪質で有名な大手メーカーの餌を扱ってたり、病院で買った(大手メーカーの)歯磨き粉は発がん性物質が入ってたり。いまは飼い主も調べることができるから、そういうことひとつひとつが信頼を失っていってしまう。そして、おはぎが、何十万も払うことになった(いま、亀戸・大島の人と接したら、ひどく評判が悪いことを知った)大島の病院と親密なことも、残念。

 

ゴットハンド磯子の先生も、今回のカフェ近くの先生も、絶対に手作り食を勧める。(犬の食事の現状は、私もセミナーを受けにいって愕然としたし、それを与えてきた自分を後悔した。無知って怖い!)そして無駄な予防接種も強要しない。どちらの先生も、利益より、動物のことを第一に考えていることがわかる。

 

▪️本音で怒鳴る先生の言葉が、、、辛い

 

カフェの近くの病院の先生の罵倒は続く。「だいたいティーカップなんて買うからだ!」といういので、「ティーカップじゃないし、小さいのをと望んだつもりはなかった」と話すと「じゃぁ、こんなに小さいのは、先天性の異常で、遺伝子だ。日本のブリーディングなんて、どんだけ血が濃いか。」

 

「意識レベルはどうなんだ!?飼い主のことわかってるわけ?」。一番認めたくない言葉をずばりと言われ、落ち込みましたー。でも、正直な指摘だよね。たぶんね、もう、わかってない。

 

私のことをわかってもわからなくても、おはぎ自身が、痛いとか辛いとか寂しいとかなく、毎日気ままに歩いて、お腹が空いたら吠えて、眠くなったら眠って、、それで楽しく生きていられるなら、それでも充分。その姿を見てるだけで、私はパワーをもらえるから。

 

先生は「これ以上よくなることはない」とはっきり。でも「脳炎では死なない」とも言っていた。

 

(何を言われても、私はね、おはぎは、きっと、目も見えるようになるし、意識レベルも回復する!奇跡はおきると必死に必死に思い続けてる。私が諦めたら、ダメだから。)

(スーパーマン着ても、元気のなかった先週の日曜日。)

 

▪️今後、どちらの病院に通うべきか!

 

磯子の先生のことは、決して悪く言わなかったけれど、投薬内容を見せたら、「これじゃ、薬漬けだ」と。特にアトピカ(細かい内訳には無頓着だった私ですが、調べたらこの薬、高いんですよね)は、なんで飲ませてるかわからないから、辞めろとか。そして、2種類の薬を出され、これだけ飲ませてれば充分だと。(磯子の先生は、漢方とかも混ぜたり工夫してくれてるから多いんです。)

 

さらに、カテーテルなんてもう詰まってるだろうから、抜いた方がいいと。右旋回も左側に入れてるカテーテルが影響してる可能性もあるとか。 「カテーテルも抜いてやるから、過去のMRIの画像と治療過程を全部もってこい」と。こちらの話は全く聞かず、怒鳴りまくる先生だけど、腕や判断は間違ってないのかも!?

 

「局所麻酔でカテーテル抜いたら、ストレスでひどい痙攣がおきませんか?」というと「そんな間違った知識、誰に教えられたんだ!?ストレスと痙攣の関係性はない!痙攣は寝てるときに起きるんだから!」と。いやいや、現に、トリミングの夜に必ず痙攣したり、一緒に生活してる私は、脳のつくりは知らないけれど、おはぎのことは、私が一番よくわかってる。だけど・・こちらの話は、全く聞いてくれない。

 

この先生にお願いするならば、磯子に通うのを止めることになる。

 

「飼い主の話をじっくりきく。動物の体中さわり臭いまで嗅ぐ丁寧な診療。決して否定はせず、元気をくれる。家から遠い。」

     VS

「飼い主の話をまったく聞かない。脳炎については専門?。動物の扱いは荒いが腕はいい(らしい)。値段は絶対的に安い。基本的にいつも怒鳴ってる。カフェのすぐ近く。」

 

 

どちらも、飼い主からの人気の高い先生で悩みます。悩んだ挙句、今日は、じっくり話をきいてくれる磯子の先生に相談に。そして、やっぱり磯子の先生に通い続けることにしました。磯子の先生の投薬を薬漬けといった、カフェ近くの先生の話を正直にしても(もちろん言葉を選びますが)、決してそっちの先生を悪くいったりしないあったかい先生。

 

遠くてもね、割高だったとしてもね(でも、決して暴利じゃない)、廊下で待ってる飼い主さんが口を揃えて「金谷先生でもダメなら諦める」「金谷先生に会えてよかった」と言ってるから。

 

▪️おはぎ、回復してきたよ。

 

今日、金谷先生に会えるからか!?(笑)数日続いていたくるくる旋回が止まって、元気がいい!!よかった。

でも、ここ数日、あまり食べてなかったので、体重がとうとう1.1Kgに。

食べさせないと!!

カフェで、お友達に遊んでもらってるおはぎ。また明日から元気にカフェ行こうね。