2週間前に、本当にお別れかと思い、「カフェオープンまで無理だった」と諦めかけたおはぎ。
実はその1週間後に、今度は夜中に脱水症状を起こし(目の見えないおはぎは、自分で水場を探せない場合があり、水分補給は私が意識してあげなくてはいけないので、完全に私の不注意)、さらに、今度はあわてて水を飲ませすぎ(座った状態でスポイドで飲ませ続けたため、空気が一緒に入ってしまったのが原因?恐らくこれもあわてた私のミス)突然はじまった嘔吐(でも、嘔吐物は何もでてこない)が朝まで続き(だんだん口の中が紫に。死んじゃう!)・・早朝に車を走らせ、磯子の病院の駐車場で待機。予約でいっぱいの先生が7時すぎに出勤してきたところ「先生!おはぎが・・・・死んじゃう!!」と叫んで捕まえ、いちばんに診てもらうという事件(大汗)。
応急処置、検査、点滴で、結局午後まで。その間、先日の本当のお別れかと思った一件を話し、やはり脳圧があがってるんだろうということ。数年前にいれた、人口カテーテルはおそらくもう効いていないだろうということで、薬を少し追加して様子をみることに。おはぎの薬の調整は本当に難しい。
ゴットハンドの先生の、今回の薬のバランスは絶妙だったようで、くるくる徘徊することも減った。その後、一度だけ痙攣したけれど、大きな痙攣ではなかった。
そして、無事、予約日。前日の晩、疲れて寝落ちしてしまったので、朝、ゆっくり水素風呂入れてあげた。先生に「元気ですよー」を伝えられる日の通院は嬉しくて朝からワクワク。ママがワクワクすると、おはぎも嬉しそう(に感じる・・笑)。
おはぎの元気な歩きっぷりに、先生も喜んでくれた。血液検査の結果は、問題の数値はいくつかあるものの良好!そして、最初の頃、怒りっぽかったおはぎが、「だいぶ落ち着いてきましたね」と。そうか、これも、投薬や食事の改善によって、変わってきたんだっ!
ステロイドを減らした段階で、黒い斑点や大量の粉をふいて、どんどん抜け落ちた皮膚も気づけば綺麗になってきてる。鼻の頭はまだ生えてこないけど、先生は生えてきますよって断言してくれてる。
病院の廊下で、今までは「あら、この子、ひどい・・かわいそう」って思われてる気がして(いや、誰が見てもそう思わざるを得ない状況だった)、自然と隠すような状態だったけど、今日は、堂々としてる自分がいた。
「ステロイドは減らせないし、限界がくる」「きっとおはぎは生きてるのが辛いのにママのために頑張ってくれてるんだ。」「せめて、カフェのオープンまでは生きててほしい!」と思ってきたけど、、、もしかしたら、もっともっと一緒にいられるかも!?
これは、カフェの犬の撮影コーナーの準備。3月4月は桜。おはぎは、もう「おすわり」などのコマンドも伝わらないけれど、空気を察して(!?)座ってくれたところ。
これは、カフェのゴミ箱。娘がふざけて入れたら、嫌がるどころか、すっぽりはまって、心地よさそうにしてた。
どんなに忙しくても、おはぎを見るとほっこりする。
おはぎは、ママに癒しとパワーをくれるんだ。
カフェがオープンしても、おはぎにストレスにならないように。
私は、どんなに忙しくても、それを最優先に考えなくちゃ。絶対に。
いよいよ13日は地元の方向けのプレオープン。
おはぎが誘導してくれたママの夢が動き出します。