WBC キューバに快勝、侍ジャパン!でも不安も…
画像 Yahooニュースより好投する松坂投手
WBC 2009、第2次ラウンド初戦の 日本 vs キューバ
朝5時からの放送を徹夜して見ました。
前回大会の決勝戦の組み合わせですが、のっけから、
相手の四球→日本の牽制死→相手の四球→日本の牽制死、と、
「緒方~~!なにやっとんねん!」
と絶叫してしまいました。(緒方というのは一塁ベースコーチです)
その前の回に、青木があまりにも余裕の盗塁を決めたので、次の回に牽制死した小笠原も内川も、欲が出たんやね~~。
結果的に大勝したので、よいものの、やっぱりノーアウトで出た四球のランナーは、もっと大事に点につなげて欲しかったです。
出だしのミスはともかく、この試合は、
松坂大輔の100点ピッチング!
に尽きると思います。
85球の球数制限の中で、6回完封。
強打のキューバ相手に、あの快投、ほれぼれしましたね~。
レッドソックスの試合でも、なかなかあそこまでのピッチングを見ませんよ。
特に3回裏、
まさかのイチロー、ジョージマンのマリナーズコンビ連続ファールフライ落球にも動ぜず、三振に切って取ったシーン!
そのあと迎えた2死1、3塁のピンチに4番バッターをど真ん中のカーブで見逃し三振に取るシーンは圧巻でした!
この日、結局、後にも先にも、カーブを投げたのこの一球だけやったんちゃいます?
人間の真価は、
最悪の状況をどう乗り越えるか?
で決まると思います。
そういう意味で、あの三回裏を無失点で乗り切った松坂には、誰もが100点の評価を与えたくなると思います。
そして女房役城島捕手、打撃もリードも好調!
これはでかい!
さらに、風邪の中島に代わって出た、片岡、良かったですね!
去年の日本シリーズでの韋駄天ぶりをみて以来、ファンになりました。
僕、基本的に足の速い選手が大好きなんで、片岡はどんどん使ってほしい方なんですが、
先発出場でいきなり活躍するとは、解説の清原さんいわく、
「何か持っている」
感がぷんぷんしますね!
ぜひ、日本のラッキーボーイとなってほしいです!
気になるのは快音きかれなかったイチロー…。
イチローの悪球打ちは有名ですが、3ボールからボール球を打って内野ゴロにしてしまう姿には、思わず、
「おおい、おい」
といってしまいました。
調子のいい時は、それを内野安打や、外野前にぽとりと落とすんですけどね~。
やっぱり調子悪いンすかね?
まぁ、悩める芸術家の、
ここぞ、という時の一打に期待します!
あと、わが阪神の藤川球児も、
まだもっといける!
まだまだ藤川球児じゃない!
もっともっと上へ行けるぞ、侍JAPAN!!!
画像 Yahooニュースより 中島の代わりに先発出場した片岡選手が活躍
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TV局泣かせ…強すぎる長谷川穂積のアート。
1R、相手の得意技アッパーをかわし、左ストレートでダウンを奪う長谷川。
画像…テレビ映像キャプチャー
WBC バンタム級世界タイトルマッチ
チャンピオン 長谷川穂積(真正)
vs
挑戦者(世界ランク1位) ブシ・マリンガ(南アフリカ)
3月12日、TV観戦しました。
結果は、長谷川の1R KO勝ち。
わたくし、いろいろ映像のお仕事をしております。
テレビのお仕事もしておりました。
だから、不審に思いました。
粟生隆寛と長谷川穂積のW世界タイトルマッチの放送は夜7時から9時の予定。
でも、前半に登場した粟生の試合は、ものすごくいい試合だったけど、放送時間を半分以上使ってしまって、なお、長谷川のドキュメント映像とか入場、国歌吹奏など放送された後、すでに時間は8時半を回っていました。
え?今から試合やって、長谷川の試合、9時までの放送時間に収まるの?
僕は職業柄、
これは早い回で決着やな…と思いました。
そう思って、始まった第一ラウンド…
長谷川、1Rで相手から3回のダウンを奪って、TKO…。
つよすぎホヅミン…。
ランキング1位の指名試合で、この強さは…もう、言葉にできん。
本人ドキュメントで曰く、
「神の域」なのか?
長谷川は、勝利者インタビューで、
「ごめんなさい」
と、何度も言いました。
たしかに1R、KOというのは、視聴者泣かせ、TV局泣かせ、なんですよね。
せっかくの指名試合だから、もっと白熱した試合が見たかった。
もっと一進一退のハラハラドキドキの試合が見たかった。
そういう人、多かったかもです。
そしてそういう試合でなければ、視聴率が取れないのです…。
僕は先の理由で、早期決着も想像していましたし、長谷川がKO決めた瞬間は嬉しくて絶叫しましたけど、それでもやっぱり、もうちょっと見たい、という気はありましたね。
まぁ、それもこれも、悪いのは強すぎる長谷川穂積。
でも、格闘家なら絶対憧れる言葉でしょうね…この一言…、
「強過ぎてごめんなさい!」
続いて長谷川がインタビューでいった言葉、
「もっと強くなって、狙ったラウンドでKOできるくらい強くなりたいです」
そう…適当に相手をあしらって、観客を楽しませて、7~8Rで相手をKOする。
それが、プロスポーツ・エンタティナーとしての最高の到達点…。
でも実際、ボクシングは相手の拳一発で、命を落としかねない、ハードなスポーツ。
特に、世界タイトルを争うとなると、対戦相手も相当なハイレベルとなります…
そんな中で、自分の思う試合を自己演出、完全コントロール出来るとなると、それはまさに「神の領域」といえるでしょう。
なんか、長谷川穂積なら、そこまでいけそうな気がする。
日本のエース、ホヅミ!
これからもホズミの描くアートが見たい!
スポーツミーハーの私がいうのもなんですが、
今、日本のスポーツ界で、スポーツを芸術の域まで持って行けるアスリートは、
野球のイチロー、水泳の北島康介、そしてボクシングの長谷川穂積です。
そう思います。
1R、怒濤のラッシュで2度目のダウンを奪う長谷川。
TKOとなった3度目のダウンは、戦慄のカウンターフック。
確かに、相手はランク1位にもかかわらず、体が堅かった…。
でも相手を堅くさせたのも、長谷川の強さであろう…
翌日、インタビューを受ける長谷川。
無傷。
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お父さん、お母さん、有り難うございました!粟生隆寛 感動号泣!
12R、ダウンにつながる一発となった、粟生のカウンターパンチ。
画像…テレビ映像キャプチャー
WBC フェザー級世界タイトルマッチ
チャンピオン オスカー・ラリオス(メキシコ)
vs
挑戦者(世界ランク3位) 粟生隆寛(帝拳)
3月12日、TV観戦しました。
結果は、粟生(あおう)の大差の判定勝ち。
チャンピオンの経験、精神力よりも、粟生のスピードが勝った、ってところですか。
とにかく面白いように当たる粟生のカウンターパンチは、ときどき全く見えない時がありました。
もし僕が粟生にどつかれるとしたら、
どつかれたことにも気付かないまま気絶するんやろうなぁ…
恐るべし天才ボクサー…。
スピードに優れたボクサーはスタミナに難があるパターンもあるし、前回の対戦では後半完全に失速したけど、この日の粟生は最後までよくパンチを出していました。
当然、オープンスコアの内容から、10Rくらいから足を使って逃げるという選択肢もあったのでしょうが、そこは長谷川穂積を慕うだけあって、最後まで攻め切りました。
その姿勢にはとても好感が持てましたし、12Rにダウンを奪ったシーンには感動しました。
試合終了、判定となったわけですが、勝敗は誰が見ても明らかでした。
チャンピオン・ラリオスは判定結果を待たずに粟生の手を高々と掲げました。
こういうシーン、弱いんですわ。
感動してポロポロっと来ました。
ナイス、スポーツマンシップ!
敵ながらあっぱれの、尊敬すべきチャンピオン…オスカー・ラリオス
そして数秒後、判定結果が場内に流れ、チャンピオンが入れ替わりました。
粟生は号泣。
あれだけ子どものようにわんわん泣く大人を見たのは久しぶりです。
涙が止まらずインタビューもしどろもどろに。
セコンドから、
「チャンピオンなんだからシャキッとしろ!」
となんども突っ込まれるシーンが微笑ましかったです。
最後は、泣きながら
「お父さん、お母さん、有り難うございました!」
と絶叫。
僕も泣きました。
いまどき、大声でこんなこといえる若者いないでしょう…。
絶対、人気出るやろうなッ
泣き虫天才ボクサー、万歳!
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カーネル・サンダース 24年ぶり発見!そのときアナタは?
画像 Webニュースより
Web ニュースより
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10日夕、大阪・ミナミの道頓堀川の川底で、市の遊歩道整備工事の関連作業で潜っていたダイバーが、ケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダース人形を見つけた。85年10月にプロ野球の阪神タイガースがリーグ優勝した際、興奮したファンらが川に投げ込んだまま行方不明となっていた人形とみられる。
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いやぁ、めでたいめでたい。
関西のニュース番組は、異様なほどこの話題を取り上げています。
特に、85年以降長年続いた阪神タイガースのスーパー低迷期を知るものは、
カーネル・サンダースの呪いでは?
と、大いに気を揉んだわけですから、そりゃぁ嬉しいですわい。
24年ぶりに陸にあがったカーネルさん、どこに置かれるんでしょうねぇ?
甲子園に置いてほしいなぁ。
画像 Webニュースより
さて、関西ローカルのちちんぷいぷいという番組では、
「アナタは24年前、阪神の優勝時、何を思い出しますか?」
という特集をやっていた。
僕はね~
はっきり覚えていますよ。
高校一年生でした。
授業も聞かず、机に阪神の話題を落書きする。
うちの高校、科目ごとに教室を移動していましたから、僕の次にその机に座った阪神ファンが、また落書きをかぶせてくるわけですわ。
再び、僕がその机に座り、書き足された落書きを見る。
どうやら、その相手は文面から女子であると分かり、なんかウキウキ!
そしてタイガースの優勝が近づくに連れ、その机の阪神落書きはまるで恋人同士の交換日記のように盛り上がっていったのでした。
楽しかったなぁ~~あの頃…。
あの時の、あの落書きの女子、今頃どうしているんでしょう?
きっと彼女も カーネルさん の救出を喜んでいるんでしょうネ…。
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二位通過上等!WBC が面白くなってきた!日本vs韓国(3/9)
画像 Yahooニュースより 1失点で負け投手となった岩隈投手
WBC2009、アジア・ラウンド決勝戦の日本vs韓国
結果は0-1、日本の敗戦。
でも・・・・
前回より野球の試合として面白かった。
いやぁ、本当に野球は面白いっす!
僕、投手戦大好き。
これで 侍Japan がますます面白くなってきましたで!
負けたけれど、まだ先のラウンドがあります。
二位通過上等!
「日本が全勝して優勝!」
まぁそれもイイかも知れないけれど、
そんなに世界は甘くないし、
本当に面白いのは、負けたり勝ったりして何かを掴むものがたり。
山あり谷あり、紆余曲折、一喜一憂…。
そうやって掴むものにこそ、価値があるんですよネ。
という意味で、Japan の今後が、ますます面白くなってきました。
まぁ、このレビューは、半分負け惜しみでもあるんすけどね…。
く~~~~ッ
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