フットハットがゆく! -21ページ目

(第170回)特別編 A2

 今回は京都のHIPHOPダンサー『A2』を紹介したい。小学六年生の女の子、AKARIAOI のKIDSコンビ。頭文字 A が二人でA2というわけだ。僕が専属ビデオカメラマンをしているストリート ダンス スタジオ『B-TRIBE』に所属している。彼女たちが幼稚園の頃から、僕は仕事で発表会などの映像を撮っていたが、決定的にA2のファンになったのは3年ほど前である。

 とある町の文化祭が小学校の校庭と体育館を貸し切って行われ、『B-TRIBE』率いるKIDSチームも参加した。校庭の露店コーナーは非常に盛り上がっていたが、体育館の出し物の方は無料にもかかわらず、かなりお客の少ない状況であった。そこでインストラクターに指示されたA2は、校庭内をまわりながらスクールのチラシをお客に配りつつ、

「○○時から体育館でダンスーショーをしますので、観に来てくださ~い!」

 と、大声で叫んでまわった。小学三年生の女の子が二人で手をつなぎながら、自分たちのダンスを見てもらうために集客してまわるというシーンに、僕は大人げなくキューンと来てしまった。そしてこの子たちのために、自分が手伝えることは何でもしてあげたいな、と思ったのである。その時は僕も大声を出して集客を手伝ったが、そこは逆にA2二人だけでやった方が効果的だったかも知れん(笑)。


 そんな彼女たちも六年生になり、KIDSとして最後の発表会を12月に迎えようとしている。これを機に少しインタビューしてみた。(AOI=AOAKARI=AKA)


-ダンスの好きな所は?-

AO「楽しいし、自分を表現できるところ」

AKA「レッスンで習った振り付けをいっぱい練習して、その成果をみんなに見てもらって喜んでもらえるところ」


-ダンサーとして目指すことは?-

AO「2年連続最終審査で落とされている a-nation(のオーディション)に受かること!」
(※a-nation=大手レコード会社が主催するライブツアー。)

AKA「コンテストで優勝すること!」


-将来、なりたいものは?-

AO「パソコンを使って色々なデザインとかしたい。DJやダンサーで目立ちたい」

AKA「ダンスはもちろん続けながら、保育園の先生になりたいです」


 A2のペアレンツ(両親)にも聞いてみた。


-ダンスをする子供を見ていて嬉しい時は?-

AOペア「自分達で目標を作りその目標に取り組む姿を見たとき。学校以外の様々な年代の友達も増え、子供の社会性が磨かれたとき」

AKAペア「舞台に立った時、とても楽しそうな笑顔で踊っているのを見た時が嬉しいです」


-ダンスを習わせる上での苦労は?-

AOペア「送り迎え!」

AKAペア「送り迎え!」


-忘れられない思い出などあれば…。-

AOペア「オーディションの時に姉(HAZUKI)が妹(AOI)の手をとって勇気づけ、二人が逞しくみえたことですね」(※AOIの姉もダンサーです!)

AKAペア「AOIちゃんとの出会いかな。二人の仲の良さにはびっくりするほどです。お互い運命を感じているようです(笑)」


 徹底的に鍛え上げられたHIPHOPダンスと、子役タレントばりの可愛さを兼ね備えたA2が出る発表会は12月21日『NEXT GATE』。詳細はこちらでhttp://www.b-tribe.co.jp

2008年12月1日号掲載 


A2
A2
京都のHIPHOPダンサー。小学六年生のAKARI(左)とAOI(右)のKIDSコンビ。

追記・・・ちなみに、インタビューはメールにて個々の両親を通して行いました。普段のAKARIとAOIは、かなりおてんばかつ、お調子者です(笑)。
A2のブログはコチラ→A2-Lovely「アカリとアオイの終わりなき戦い」
A2のYouTube動画はコチラ→R9ミニ発表会 A2 ストリートダンス(KIDS GIRLS HIPHOP)