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足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
日本人の足の環境をさらに良くして、
「元気で100歳」を一緒にめざしましょう。

市内の交通量もずいぶん少なくなり、今日明日は、比較的静かに過ごせそうですね。

 

今朝は家族でお墓参りに行ってきました。我が家は、私たちが長男長女ということもあり、お墓参りも何か所か回らなければならないので、朝早くから出かけてきました。

 

東山にあるお墓の後は、南禅寺さん。

 

人影もまばらな境内は、青紅葉が映え、清々しい場の空気を堪能してきました。南禅寺さんは、市内でも特に、善い氣が充満しているように感じ、私の好きなスポットでもあります。たくさんのよい氣を体いっぱいに取り入れました。

 

東寺さんの蓮もそろそろ終わりとなり、この夏も終盤を迎えつつあります。

 

 

今日は終戦記念日。先人たちの霊に、そしてご先祖の霊に祈りを捧げ、一日を静かに過ごしたいと思います。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。8月16日まで夏季休業いたしております。

 

 

ミカサの話前編の続きです。

 

1950年にバレーボールの製造販売を開始した以降は、日本全体が高度成長期で、ボールだけでなく、工業用などゴム製品の製造販売が拡大、会社経営も安定したものと思われます。

 

そして、1970年代以降に、国際バレーボール連盟と契約締結を行い、海外へ市場を広げ、1998年には、バレーボール世界選手権で、ミカサのカラーバレーボールが公式試合球として初採用されました。

 

1970年代という比較的早い時代から、世界を見据えた方針を立てているところは、目の付け所も素晴らしいですし、また国際大会で公式球に採用と一口に言っても、そこへ至るまでには、かなりのお金や人脈が投入されているのでしょうね。

 

これ以降、国際大会では、ミカサのカラーボールが連続して採用されるようになり、バレーボールと言えばミカサボールという、現在の不動の地位を築いたのです。

 

今、バレーボールの試合で必ず目にする、黄色にブルーのボール。

 

このボールが当たり前のように、今使われているその裏には、戦前からの長い、そして厳しい歴史があったのですね。

 

バレーボールなどの国際大会を観る際には、もちろんゲームそのものも面白いのですが、私はその映像の中に、日本企業の名前などを探すのが好きです。上場している、例えばミズノとかアシックスといった大企業よりも、今回の「ミカサ」といったそれほど目立たない企業名を見つけ、その足跡などを辿ってみると、必ずと言ってよいほど、たくさんのドラマがあります。

 

今、日本経済はズタボロで、かつての競争力も技術力も失われ、「おもてなし」などという、何やら分からん概念ばかりをふりかざし、過去の遺産だけが頼りの観光しか売り物がない国に落ちぶれてしまっています。

 

ホンマにこの先日本はどうなってしまうんやろと、一人嘆く日々ですが、その中で、このような企業が頑張っている姿というのは、一筋の光を見るような思いがします。

 

 

フットクリエイトなど、ミカサの足元にも全く及ばない、吹けば飛ぶような小さな会社ですが、良い社会を創りたいという想いを忘れず、これからも頑張りたいと思っています。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト

 

8月16日まで夏期休業中です。

あの、男子バレーボールイタリア戦の落ち込みから、ようやく立ち直りつつある今日この頃です。(たいそうな‥)

 

日本の代表を離脱する選手もありますが、オリンピックだけが全てではありません。今期は、高橋藍選手もサントリーに入団し、日本のSVリーグでの試合が、もっかの楽しみです。地元開催の、サントリー対パナソニックなどのカードは、ぜひとも観戦したいと思っています。

 

今日は、そのバレーボールの「ボール」の話題です。

 

現在の日本代表が徐々に力をつけ、また、石川選手や高橋藍選手など、推しの選手なども現れ、以前と比べてバレーボールの試合を観る機会が随分増えてきましたが、知らんうちにゲームルールが変わり、使用するボールも変わっていることに気が付きました。

 

例えば、以前は試合中、ボールは足を使ってつなぐなんてできなかったのに、全身を使ってつなげるようになっていたし、ドリブルはダブルコンタクトと名前が変わっているし、そうそう、リベロというポジションもありませんでした。

 

リベロというポジションが出来たお陰で、高身長でなくても、バレーボールに携われるというのは、よいことですね。

 

そしてボール。こちらも以前は白であったものが、最近試合でみるのは、黄色にブルーのカラーボールとなっています。このカラーボールは、今回のオリンピック始め、世界大会でもおなじみのボールですが、このボールのメーカーがミカサという日本企業であることはご存知でしょうか。

 

私もどのような企業なのか、もう少し詳しく知りたいと、早速、HPを調べてみました。すると、ミカサ株式会社のHPにその歴史を紹介するページがありました。それによると、

 

創業は1917年。

 

あのアサヒシューズと同じように、始まりはゴム草履などのゴム製品からスタートしています。その後ドッジボールなど、運動用のボールを開発し、1935年にミカサボールという商標で販売をはじめましたが、第二次世界大戦の最中、なんと「ミカサ」が皇室の不敬に当たるという通達があり、「大東亜」に変更。せっかくミカサというブランド名を浸透させてきたのに、ひどい話です。

 

さらに、1943年には戦況の悪化にともなって、ゴム運動具の製造工場が廃止。

 

確かに、時代も時代、ボールで遊んでいる場合ではありませんね。

 

そして、極めつけが原爆。

 

広島の事業所や工場が被爆で全焼となってしまったのです。

 

せっかく日本で初めて運動用のボールを作ったのに、文字通り踏んだり蹴ったりだったのです。私がこの会社の代表だったら、もう精魂尽き果てて、諦めてしまうだろうなと思いますが、ミカサは強かった!

 

原爆を落とされたその次の年、1946年には工場を再建し、稼働開始されているのです。

 

そして1950年には、会社名を明星ゴム工業株式会社に変更し、「ミカサボール」の商標で販売を再開。この時から、バレーボールの製造販売を開始されました。(後編へ)

 

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。8月16日まで夏期休業を頂いております。

 

夏場に入り、もがくような苦しさの中での朝ランが続いていましたが、さすがに立秋以降、爽やかな風などもあり、走る事を楽しむ余裕も生まれてきたようです。

 

昨日は久しぶりに少し長めの朝ランに出かけました。

 

東山高校には、高橋藍選手のオリンピック出場を祝う掲示がありました!!

 

 

帰り道、あまり走ったことのない道を行ってみようと、細い通りをくねくね走っていると、黒谷さんと呼ばれるお寺に辿り着きました。

 

正式名は金戒光明寺、浄土宗のお寺ですが、京都人から黒谷さんと呼ばれているお寺です。

 

 

ほぼ平坦な盆地であると思われている京都市内ですが、この写真の向こうの方に見えるのが、ウエスティン都ホテル。

 

 

丸太町付近から都ホテルがこんなに下に見えています。

 

京都市内には、この黒谷さんや、吉田神社、双ヶ岡など、小高い丘のようなところもあるのです。

 

市内中を色々と走っていると、その高低差や特異な地形などに気付けます。

 

日中は観光客であふれる社寺仏閣ですが、早朝はまだ人もまばらで、場の清々しさを独り占めすることができます。

 

暑い暑いと言いながらも、残り少なくなった夏の朝を楽しみましょう。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。8月16日(金)まで夏期休業しています。

 

今日から16日まで夏期のお休みを頂いておりますが、取り立てて何処かへ出かける話も無く、自宅や店で、普段なかなか出来ない仕事に精を出そうと思っています。

 

まだまだ暑い夏真っ盛りですが、マラソンの世界では、そろそろ今期の大会情報があちらこちらでアップされ、それぞれエントリーなども始まっています。

 

昨年は、申込が遅れたために参加できなかった「びわこマラソン」も、8月に入りエントリーが始まりました。今年はフルマラソンに加え、ペアのリレーマラソンも新設され、より魅力的な大会となりそうですね。

 

今年は早めにエントリーをと、頭では思っているのですが、いざエントリーとなると、「ほんまに走れんのやろか」とか、「もうフルマラソンはしんどいかも」など、止めておけという「悪魔のささやき」が聞こえてきます。

 

5年前であれば、躊躇せずにすぐにエントリーしていたマラソン大会。

 

さて、エントリーはできるのでしょうか。

 

ちゃんとエントリーできたら、報告いたします。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。8月16日まで夏期休業いたしております。

相変わらずの暑さが続いていますが、それでも立秋を過ぎてみると、暑さの質?というのでしょうか、以前と違うように感じます。確かに暑いのは暑いのですが、それまでの暑さと比べると、正しい暑さというのか、これぞ日本の正しい夏の暑さのように思えます。

 

また、夜明けや夕方の空に目をやると、どことなく初秋なども感じさせてくれます。

 

お盆が明けても暑さは続きますが、そんな中にあって、ふと感じられる秋の気配を五感を使って感じてみましょう。

 

さて、突然始まった母の介護ですが、私にとっては全てが学びで、新しい体験です。

 

病院へ入院させて、全てを病院のお世話になっていると、このような貴重な体験はできないはずで、そう思うと、人の終末期に寄り添うことができる、この機会を大切にせねばと思っています。

 

で、昨日、その母の下腿部に腫れが見つかりました。痛みや熱感はありません。

 

炎症によるもの、あるいは静脈やリンパなどに関連するもの、色々な原因が考えられます。

 

お世話になっている医療機関の方々と一緒に、対処していきたいと思います。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

 

夏期休業:8月11日(日)~16日(金)

1803年の今日、パリのセーヌ川で、フルトンという人が蒸気船の実験に成功しました。

 

その後、彼は1807年8月17日にハドソン川で乗客を乗せた試運転にも成功しています。世界最初の蒸気船は、それからさらに遡る1783年に作られ、1788年には特許が取得されましたが、ロバート・フルトンが、改良設計した特許を取得し、商業的に成功を収めています。

 

パリのセーヌ川といえば、今開催中のオリンピックのトライアスロン競技が開催されましたが、大腸菌のレベルが、大阪道頓堀の6倍という異常な数値の水質の中で強行され、体調を崩す選手などもあり、議論が出ています。

 

東京オリンピックのマラソン競技を思い出しますね。

 

確かに、写真などで見るセーヌ川の様子は、お世辞にも美しいとは言い難く、何でそんなどぶ川みたいなところで、大切な競技をしなければならなかったのか…。

 

オリンピックって一体誰のために開催しているのでしょうね。

 

話は変わり、この暑さの中で、表を歩くほとんどの人が「日傘」を使っておられます。また、このところ、男性も日傘を使う人が増えています。

 

ところが、この私ときたら、生まれてこの方「日傘」というものを使ったことが無いのです。

 

1 手に物を持つのがきらい

2 手に物を持つと忘れる

3 もともと地グロで、焼けても焼けなくても同じ

4 朝ランしている時には、朝日の中で思いっきり走っているので、今更‥。

 

といったところがその理由でしょうか。

 

同年代の方、あるいは女性からすると、「そんなおばさんがいるなんて、信じられない」という声も聞こえてきそうですが、ここまできたら、もうええか。

 

そんな感じです。

 

完全に開き直って、この夏も日傘無しで過ごしている今日この頃です。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

 

8/11日(日)~16日(金)は夏期休業させて頂きます。

 

令和の時代に入り、毎年提出しなければならない公的な書類の提出が、年々簡素化されつつあります。

 

以前は、当たり前のように、全てが紙ベースで、しかもご丁寧なことに押印が基本でしたが、印鑑欄が無くなっていたり、あるいは一気にオンラインでの申請になったりと、どんどん変化しています。頭の固かったわが国のお役所も、ようやく本気になり始めたようですね。

 

とは言え、私たちのような小さな会社では、オンラインで何かを申請するまでに、やれ〇〇をインストールせよだとか、ダウンロードせよなどと、初期設定までに非常に時間がかかることが大きなネックとなっています。

 

たった二人程度であれば、さっさと紙に記入して、送った方が早いのです。

 

先日も、社会保険の算定基礎届を提出しましたが、ネットで提出してくださいと、再三依頼が来ていたので、今年からはネットで提出しようと準備をしていたのですが、いざ提出の際になって、色々と試したものの、結局ネット経由ではできず、今年もやはりおなじみの紙ベースでの提出となってしまいました(トホホ)。

 

でも、それを近所の社会保険事務所へ届けたところ、同じように紙ベースで届けておられる事業所もあって、少しホッとしています。恐らくは、私たちのようなパパママストアが、わが国の情報化の足を引っ張っているのかもしれません。

 

ということで、来年も再度、チャレンジしてみようと思います。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

先日、足の小指の外側にできるタコのことで、お電話でご質問を頂きました。

 

整形外科でインソールを作られるなど、医療的なケアを受けているものの、ずっと気になる小指のタコが解消しないとのことでした。

 

足趾の小指外側部にできるタコの原因の多くは、靴のデザインによることが多いので、その場合は、いくらインソールを作るなどしても、タコは消滅しません。

 

あるいは、せっかく作ったインソールを、足に合っていない靴に入れても、余計に足への負担が増えてしまうことがあります。

 

また、それ以外の可能性として、靴底の片減りというのも考えられます。

 

靴底の外側が極端に減ってしまっていると、足のポジションが外側へ流れ、小指への負担が増えることもあります。

 

このような場合は、まずは普段履いておられる靴を確認してもらうことが大切です。

 

足のカウンセリングでは、主に足アーチの様子や姿勢などを拝見いたしますが、同時に、普段履いておられる靴を見せて頂くことで、その問題解決につながることもあります。

 

ご相談の際には、普段一番長く履いておられる靴を履いてお越しください。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。

 

昨夜の男子バレー、最後は手に汗握る、1点を巡る攻防となりましたが、ほんとに残念ながら負け。でも、本当に気合が入った素晴らしい試合でした。

 

しばらくは、男子バレーロスで、私も気が抜けたような日々を送りそうです。 ああ、残念です。

 

さて、話は変わりますが、97歳まで、自力で一人暮らしをしてくれていた母も、先月からついに、介護の必要な状態となりました。

 

母の要望で、延命措置はしないという方針もあって、自宅介護を選択しました。

 

今回、初めて介護関係の様々なサービスを申請させて頂き、利用させて頂くことになりましたが、至れり尽くせりで、初めての自宅介護でも、全く心配はありません。実にありがたいことです。

 

これまで、母の体を見ることも、足をチェックすることもありませんでしたが、今回久しぶりに足を見ると、親指の爪1本が、かなりの肥厚爪となっていて、先端が皮膚に突き刺さりそうになっていましたので、早速、出張フットケアを行って、肥厚爪のケアをしました。

 

このようなケアも、自分自身勉強になるし、他の身体介護についても、訪問の看護師さんなどに色々と教えて頂きながら、遅ればせながら、学ばせて頂こうと思っています。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。