「少々不便」が体を鍛える | 足から健康 櫻井寿美

足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
日本人の足の環境をさらに良くして、
「元気で100歳」を一緒にめざしましょう。

最近時々見かけるのが、「スットイン」タイプの靴。メーカーによって、「イーズイン」とか「スパッとシューズ」といったネーミングがされているようです。

 

スットインというのは、基本スリッポンタイプの靴で、しかも手を全く使わず、立ったままで脱ぎ履きができるというタイプの靴で、かかと部を少々硬めにつくることで、踵をすっと滑らせて靴を履くことができるというものです。

 

まあ、便利と言われれば便利なのかもしれませんが、立ったままスッと履けるというのがそんなに大切なのでしょうかね?膝関節や股関節の手術をされた方であれば、この方式の靴は助かるのかもしれませんが…。

 

その日によって差がある生身の足に合わせて、紐をギュギュっと縛って、足を靴に固定させる。

 

これこそが、足に要らない負担をさせない靴の履き方。

 

少々の不便があっても、1~2分余計に時間がかかっても、よいじゃないですか。

 

日々の生活でも、ベッドではなく毎日布団の上げ下ろしをしたり、洗濯物を干しに2階へ上がったりすることを、不便な生活と考えず、エクササイズと考えるのです!

 

何でも便利な世の中ですが、「少々不便」が体や足を鍛えてくれるのです。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日、明日は定休日です。