久しぶりの本の紹介です。

今日ご紹介するのはこちら。「斎藤家の核弾頭という一冊です。このタイトルを見て、これは一体どのような種類の小説なのだろうかと思いながら読み始めましたが、最後でこのタイトルの意味を理解することができました。
小説は、普段よく読む小説家の作品を手にすることが多いのですが、最近はなるべくこれまで読んだことのない作家さんの作品を読むようにしています。
この篠田節子氏も、これまで全く知らなかった作家さんでした。
ディストピア小説と言えば、ジョージ・オーウェルの「1984」が有名ですが、日本人が著したディストピア小説を読むのは、私はこれが初めてです。
「1984」でも全てが管理される社会を描いていましたが、こちらは2075年の日本。
国家主義カースト制で、超管理社会となった日本が描かれています。あからさまにこの小説のような事態は起こってはいませんが、読みながら、今の社会も、そこへ通じるのではないかという危機感を感じました。
予言的なディストピア小説という紹介がありましたが、このような社会が訪れることがありませんように!