紅葉狩りに伴って、京都市内は外国人観光客が急増していますが、中には足が痛くなって店へ駆け込んで来られたり、お問い合わせを頂く方も増えています。
先日お電話頂いた方もそのお一人です。
旅行中に履いている靴が、痛くて歩けなくなったので、靴を伸ばせないかというお問合せです。
お電話なので、何処が痛くなったのか、どのような靴なのかは分からなかったので、一般的な例をお話ししました。
まずは革靴なのかどうか。革靴であればまだ可能性はありますが、たまにスポーツシューズなどでも伸ばしてと言われることがあります。スポーツシューズの場合は、伸ばしようがなく、恐らく元々の木型が合っていない可能性が考えられます。(足のボリュームがあるのに、ブランドだけでナイキを選んだりするとこのようなことになりかねません)
まだおろしたての革靴で、「ここだけが柔らかくなれば痛みは解消しそう」という場合は、急ぎであれば、その箇所だけをピンポイントで伸ばすこともできますが、それはあくまでも応急処置。
あまり急に革を伸ばすと、革の負担にもなりかねず、靴を伸ばす場合は、できれば1週間程度お預かりして、じんわり、ゆっくり伸ばしてあげるのが理想です。
ただ、例えばスリッポンタイプの靴やプレーンなパンプスなどで、革を伸ばして靴を広げてしまうと、確かに痛みや締め付け感はなくなったけれど、足がごそついて履けなくなった。そのような事態も起こりかねません。
一見簡単そうに思える「靴伸ばし」ですが、これもなかなか奥が深いのです。
旅行中で、よほど痛くてどうしようもないのであれば、あれこれ細工をするよりも、思い切って靴を買い替えてしまうのが手っ取りかもしれません。足が痛くて歩けないのでは、せっかくの旅行も楽しさ半減ですからね。
歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日は定休日です。