苦渋の決断 | 足から健康 櫻井寿美

足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
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散々だった、先日のトレラン大会から4日目。あの後は、もうしばらく走らんとこと思っていたのに、気温が低かった今朝は、気持ちよいランを楽しむことができました。凝りひん人です。

 

朝ランの後は、ゆっくり朝食を頂きますが、このところ「カフェインレス」を実践しているため、朝はカフェラテに代わり、カフェインレスの〇〇茶を取り揃え、楽しんでいます。

 

でも、一般的には朝はコーヒー派の方が、圧倒的に多いのではないでしょうか。

 

先日、コメダ珈琲から、「とろみコーヒ」というメニューが登場というニュースを見たので、早速、「とろみコーヒ」って何や?と調べてみましたが、何の事はない、ただとろみがついたコーヒのことでした。

 

この高齢社会では、これまで無かったような商品やサービスが登場することも珍しくありませんが、この「とろみコーヒー」もその一つです。

 

介護用食品では、とろみをつけた食品が各種販売されていますが、コーヒー専門店での「とろみ」は、コメダが初めてかもしれません。コーヒーの味で勝負するコーヒー専門店が、そのコーヒーにとろみをつけるなんてとんでもない、というのが本来の考え方だったのかもしれません。

 

それでも、恐らくは「コーヒーを飲んでいる時にむせるオジサンが多い」という現場の声を聞き、コーヒーにとろみをつけるという苦渋の決断をされたのかもしれません。

 

専門店と呼ばれるところでは、頭の固い専門家が、あるいはこだわりを持つ店主が、何を言っても「絶対にここは譲れない」とこれまでのスタイルを変えようとしない、変えたくないというところが多く、それだけに、このコメダの決断は凄い!

 

専門店であろうがなかろうが、このように、頭を柔軟にして考え、実践することが、大切なんだなあと思ったエピソードでした。

 

ちなみに、まだ「とろみコーヒー」は頂いておりません。

 

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