桜が終わり、ツツジも終わり、鴨川沿いで今咲き乱れているのがユキヤナギ。
真っ白で小さな花たちが、清々しい香りと共に、ウォーカーやランナーを楽しませてくれています。
ここ2年ほどは、長期の休みと言えば「お遍路」と決まっていましたが、今年は久しぶりにお遍路ではない旅にでました。とは言え、せいぜい使えて3日程度、おまけにゴールデンウィークとあって、あまり思い切った場所へも行けず、色々思案した結果、山奥の鄙びた宿にでも泊まろうということになりました。
今回選んだのは、日光。
日光と言えば、東照宮や中禅寺湖など、バリバリの観光地で、それに見合った有名ホテルや高級旅館もひしめきあっていますが、こんな時期にそんなところへ行っても人ばかり。また、お料理なども平均化していて、何処へ行っても同じようなものしか出てきません。
そこで、なるべく人けの無い、ユニークなところを探してみたところ、ありました!
日光からさらに山奥へ入ったところにある湯西川温泉郷。その温泉のとある民宿へお世話になることになりました。
この民宿は、知る人ぞ知る、元マタギのお父さんと奥さんが切り盛りされている小さな民宿です。
お二人とも80代になられ、今では宿も一日一組だけしかとっておられないそうです。
思い立ったのが遅かったので、ダメモトで電話を入れたところ、たまたま1日だけ空いていました。
それで、まずは今回の旅のメインはその宿に泊まることに決定。
でもそれだけでは面白くないので、中禅寺湖のほとりに屹立する男体山にも挑戦してみることになりました。
山自体がご神体という神聖な山で、標高は2486m、日本100名山にも指定されている山です。
マタギの宿と山登り。これが今回の旅のテーマとなりました。
そしてこの旅の最後の最後に、今日のブログのテーマ、命拾いをした経験をしたのでした。
明日に続く。
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