季節的な事もあるのかもしれませんが、また、京都は観光客向けの飲食店も多いからでしょうか、「食中毒」のニュースが、毎日のように報告されています。対象人数が多いとか、中毒の程度が重いなど、その影響が多い場合が、名前まで公表されると考えると、水面下にはもっと多くの食中毒があるように思えてなりません。
日によっては、突然初夏のような陽気となる昨今は、油断とか気のゆるみといったものが原因となるのかもしれませんが、果たして原因はそれだけでしょうか。
飲食業界における慢性的な人手不足とそれを補うために、ほぼ素人みたいなスタッフが裏方を担当していることが、その大きな原因ではないかと思っています。
調理師免許や栄養士免許などを持っていれば、衛生管理については、十分知識を持っているのが当たり前ですが、人手が足りないからと、基礎知識が無い人を、ろくな教育もしないままに現場へ配置しているのであれば、いつどこで食中毒が起こっても不思議ではありません。
これは飲食業界に限ったことでもなく、公認白タクが解禁されたタクシー業界も同様で、ナビなんて無かった時代には、ふつうにおられた職人のような運転手さんが居なくなり、画面しか見ない運転手や全くの素人に頼らざるを得なくなってしまった運送業界でも、これから色々な問題が出てきそうな予感がします。
仕事が平準化されることは、悪い事ではありませんが、安全という面を考えると、本当の専門家や職人といった人たちを守らねばと思うのです。
歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日は定休日です。
ゴールデンウィークはカレンダー通り、5/3~6日は休み、4/30、5/1、5/2は通常営業です。