キャンペーンや一見お得そうな取り組みは、よーく考えよう | 足から健康 櫻井寿美

足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
日本人の足の環境をさらに良くして、
「元気で100歳」を一緒にめざしましょう。

京都市域で、今大きな話題になっている「ライドシェア」。

 

タクシー運転手の人手不足で、観光客の急増にタクシーの供給が追い付かないという理由で、来月から地域限定で解禁されるそうです。

 

今回は導入といっても、タクシー協会などによる縛りも多く、登録する運転手はタクシー会社の車を使い、研修も受けなければいけないそうです。

 

このように歯止めがかかっている間は良いのですが、これが徐々に浸透し、制限も緩くなってきた時が心配です。

 

実際、既に導入されている諸外国ではライドシェアによる、強盗や盗難、性犯罪などが報告されていて、つじもと清美議員などからも、国会で質問が出されています。

 

また、最近やたら「新NISA」という文字をあちらこちらで目にしますが、これについても、ライドシェア同様、便利とかお得といったプラスの情報ばかりが目立ち、その裏にある危険性やマイナス面については、表に出されていないように感じています。

 

商売の世界では、「〇〇キャンペーン」や「✖✖フェア」といった浮ついた言葉に踊らされる消費者は、ずいぶん少なくなっているように思うのですが、政府や行政による同じようなキャンペーンには、何らかの思惑があることを、肝に銘じておきましょう。

 

そして、「なんとなくこれ、いややな」といった、ご自身の肌感覚を大切にしましょう。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。