今時の合唱団事情 | 足から健康 櫻井寿美

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今朝は、気温1℃。ピンと張り詰めたような空気の中を走ってきました。それでも、夜明けはすいぶん早くなり、春が待ち遠しい今日この頃です。

 

 

先日、合唱団で指導してくださっている先生が、別の団で指揮をされる音楽会があり、聴きに行ってきました。

 

その団は大谷大学の混声合唱団。今回が50回目の記念すべき定期演奏会です。

 

京都市内の大学には、歴史と伝統ある合唱団がたくさんあります。

 

例えば、同志社大学の男声合唱団、同志社グリークラブは、100年を超える歴史、京大合唱団も90年以上の歴史があると、それぞれの団のHPで紹介されていました。

 

ところが、このような長い歴史を持つ大学合唱団も、コロナの際に、クラスター発生源とされ、悪の根源のような扱いを受け、活動を制限されている間に、団員が激減しているそうです。

 

大谷大学の混声合唱団も事情は同様で、今回の第50回定期演奏会は、OB・OGを含む編成となっていました。

 

しかし、衝撃を受けたのはその人数です。

 

現役大学生は、たったの二人、おまけに一人は4回生で、これが最後の演奏会とのこと。

 

社会人の合唱団も、コロナで団員が激減、さらに高齢化の波が容赦なく押し寄せ、どの団も似たような事情を抱えていますが、まさか大学生という若い世代でも、同じ悩みがあるとは思ってもいませんでした。

 

高齢社会、人口激減、これからいよいよ本格的に、その影響が目に見えて現れてくるのかもしれません。

 

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