経営って何? | 足から健康 櫻井寿美

足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
日本人の足の環境をさらに良くして、
「元気で100歳」を一緒にめざしましょう。

昨年、自宅近所に「天ぷら割烹」のお店ができたのですが、今年に入ってすぐ、また近所に「天ぷら割烹」のお店ができました。

 

いずれのお店も、8000円ぐらいのコースのみという価格設定で、近いのはありがたいのですが、私にはちょっと敷居が高いですね。それでも、外国人観光客にとって「TEMPURA」は、日本人がハワイでステーキを頂くのと同じで、せっかく日本に来たのだからと、「SUSHI」と同じぐらい人気のあるメニューの一つ。特に今は円安もあって、彼らの財布の紐もゆるく、8000円の天ぷら割烹でも、割安感があるのかもしれません。

 

それにしても、今はこれがブームであるとか、この分野だったら国からの補助金がでるから、といった理由で、街中同じような形態の店ばかりが出来るのには、とても疑問があります。


例えば、高級食パンやフィットネスクラブ。

 

これらの形態も、一時に異常なぐらいその数が増え、過剰感が増し、現在では淘汰の一途を辿っています。恐らく、コンサルなどに儲かるからと煽られて、事業参入しているのでしょう。

 

また、介護保険が導入された時も、国からの補助金目当てで、様々な業種から介護業界への参入がありましたし、最近では「放課後デイサービス」。

 

障害を持った子供たちに特化した、通所支援サービスですが、こちらも国からの補助金が出るというので、街中あちこちで見かけるようになりました。

 

そこに事業をする目的や使命は無いのか?もっと言えば、世の中を良くしたい、誰かのお役に立ちたいといった想いや気持ちは無いのか?

 

そのような事業形態を見るたびに、モヤモヤした気持になる私でした。

 

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