知る人ぞ知る | 足から健康 櫻井寿美

足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
日本人の足の環境をさらに良くして、
「元気で100歳」を一緒にめざしましょう。

東本願寺のお堀に、見慣れないオブジェ発見!!

 

タイトルは、「悠久の祈り」。フットクリエイト向いにある枳殻邸の竹を使った、草月流による創作だそうです。このブログを読んで頂いている方もぜひ、オブジェに込められた想いを感じてください。

 

 

今朝の朝ランは東寺さん経由で帰ってきましたが、東寺さんへ向かう途中、西寺跡に立ち寄りました。現在は、唐橋西寺公園の場所です。

 

 

 

平安京の頃、都の南端、九条大路に面した場所に造られたのが、東寺と西寺。都を造る時に、同時にこれらのお寺の建設もされ、特別の役所までが設けられて造営されたそうです。

 

西寺は、国家を護るお寺として、国の行事の会場となり、各地の僧侶をまとめる役所も置かれ、発展したものの、990年に火事にあい、その後復旧が叶わないまま、1233年に残っていた塔も焼け落ち、再建もされず現在に至っています。

 

それに対して東寺は、823年に嵯峨天皇が空海に与え、真言宗の寺となり、その後も源頼朝の援助をはじめ、時の権力者による保護によって、発展、現在に至っています。

参考資料:京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館、リーフレット京都No.71(1994年12月)

 

もし今も、西寺も、東寺さんと同じように発展して残っていたなら、あの界隈の様子はもっと変わっていたのかもしれませんね。

 

そして、その西寺の一角にある、鎌達稲荷神社。ここで授けて頂けるお守りは、様々な危険から身を護ってくれる「サムハラ」守りということで、知る人ぞしる神社でもあります。でも、基本は無人の神社です。

 

 

調べてみると、京都にはこのように、一見名も無いようで、本当は凄い力を持つ神社や仏閣がたくさんあります。まだまだ勉強不足で、さらに切磋琢磨して、地元の事を学びたいと思います。

 

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談はTEL075-365-3748、またはこちらよりご予約ください。