ドイツ在住の現地スタッフより最新レポートをお届け致します。
ドイツでは毎年、青少年科学研究発表コンテストが行われます。
この週末は私の住んでいる南ドイツの東ヴュルンテンベルク地区大会が行われました。10歳から14歳の部と15歳から21歳までの部の2部門に分かれて科学研究発表を行い、地区大会の優勝者は、州大会へ、州大会の優勝者は全国大会へと進みます。
審査は、生物、化学、数学、物理、技術等の分野で行われます。
どんな研究発表プロジェクトがあるかちょっと例を上げてみると・・・
低学年の部「コーラの研究」「自作バッテリー」「太陽エネルギーを使用した自動湯沸し」「昆虫の羽根の比較研究」等、
高学年の部:「学習用ロボットの製作」「プロトプラストの研究」「物理的パラメータを使ったソーラー飛行機の研究」等。
審査は年齢に相応して行われますが、年齢が低い生徒たちの発表の中にも、テーマを掘り下げるアプローチの仕方や創造性などにおいて、非常に優れた内容のものも見られます。
高学年ともなるとタイトルを見ただけでも私など首をかしげてしまいそうなものばかり(笑)。
審査員には大学教授や高校教師などの教育者の他、科学関係の知識のある企業の専門家などが含まれています。
今回、数学の発表で「連続分数」をテーマにした17歳のF君、審査員が彼の発表ブースにやってきて審査のための質問をしたところ、とっさに自分の考えた数式を模造紙にどんどん書き始め、その手は止まらず、審査員は舌を巻いてしまったとか・・・。いやあ、将来有望の天才少年との評が高かったようです。
このコンテストは地区大会から全国大会まで必ずそれぞれ企業が後援することになっています。優秀な科学者の卵の発掘に各企業とも目を光らせている、そういった背景もあるのでしょう。しかし、なんといっても将来有望な科学者を育てるという社会支援を大事に考える精神は各企業の理念を高めるというもの。
またそれは企業だけでなく、同時に国全体の理念も高めることにつながるのです。さすがアインシュタインをはじめ、多くの素晴らしい科学者を生んだ国ですね。
東ヴュルテンベルク地区大会の参加者は140名、発表プロジェクト件数は66件でした。
(出典:Carl Zeiss AG)
2011年2月13日
モンドンみどり
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