遊ぶことから学ぶことは多い。
子どもの遊びには大人は不要。
遊びに一番重要なのは自由。
というか、自由に何でもできるから遊びというのだろう。
そんな空間と時間と仲間がある(いる)場を週に一コマ設定している。
支援学級に在籍している生徒対象に合同体育を行なう。
21人中多くて10名弱。
一桁後半でも十分すぎる。
そんな一コマを始めてかれこれ4年目に入る。
入学当時から参加している生徒も今年で最上級生。
やり方や雰囲気などを心得ているので、準備も片付けもスムーズ。
学校で唯一、騒いでも怒られない授業。
叫ぶ!吠える!走りまくる!
みんな汗だくでニコニコ😆
最近は、やる種目だけ伝えてルールは自分たちで決めてみたり、やることそのものを任せたり、1時間丸ごと任せてみたりしている。
意外に喧嘩しない。
特支級の生徒たちはほとんど上下関係がない。
敬語も大して使わないし、下級生でも偉そうに言う時もある。
でも、自然と上が下の面倒をみるし、話が煮詰まったら先に上が折れる。
人間関係が苦手な人間が集まるとこんな社会になるんだと新たな発見がある。
人と話せる能力はみんなあるんだからもっと自信持ったら良いのにーと思いつつ眺めている。
そんな簡単なことではないのはわかっているけど、そう思わずにはいられない。
何よりも楽しんで遊んでいる姿を見るとこちらも笑顔になる。
こんな空間を作り、いろんなことを学んでくれたらなあと思う。
しっかり動きだそう。