テーマに惹かれた。
即買い。
ピーナッツも大好き。
「僕が褒められるときは何もしなかったときだけだ」(スヌーピー)
名言です。
スヌーピーが飼い主(チャーリー・ブラウンの親?)に褒められ、気をよくした彼は家族を守ろうと威嚇に吠えたら「うるさい!」と叱られ、じゃあ、と言ってずっとじっとしていたら褒められたという話。
日本もアメリカも一緒なんだなあ。
シュルツさんが描くくらいだから、ほんとに昔からあったことなんだろうなあと思う。
考えて動いたら叱られ、何もしなかったら褒められるって・・・。
この話は、故河合隼雄先生の著書の中で取り上げられており、それで知った話。
教師としてはなかなか耳(目?)が痛いコラムだったこと覚えている。
余談だけど、河合先生とおそらく谷川俊太郎さん(だと思う)が「先生の通知簿がない」と対談で話されていたので、じゃあと言って当時担任していた生徒たちに協力してもらい、「私の通知簿」を書いてもらった。
3日間は引きずった。
立ち直れなかった。
中には題名が「先生のダメ出し」と書かれていたものもあった。
原稿用紙一枚全部ダメだし。
それが20人以上あり、中には上から目線で「若いのに頑張っている」とお褒め?の言葉をいただいたものもありました。
でも、正直にすごい!と書いてくれたものもあったのはいまだに覚えている。
ホントにあれは嬉しかったなあー。置いとけばよかった。
それ以降は一回もやっていない。
もう無理です・・・
見守るというか、待つというか、見続けるというか、子どもがなぜその行動をするのか、もしくはしないのかをじーっと観察すること。
叱るのは終わってからでもできる。
そんな心構えというか、心持ちというか、腹を括るというか、ドシッと構えて何でも来やがれ!みたいな気構えというか、不安と戦うというか、」共存していくというか、仲良くしていくというか。
今の私ではうまく言葉に言い表せないけど、そんな感じで仕事も子育てもしてます。
子どもらがスヌーピーのような気持ちにならないように。