「じっと見てると気持ち悪い」

 

夕食後、長男がお菓子を食べたいとママにおねだりをしているときのこと。いつも顔をベタベタ触り、意味不明な言葉をいろいろ言うのが長男のおねだりの仕方。その行動こそ意味不明だが、なぜかもっと小さいときからやっている。

 

ママに「おねがい!」って言ってチューしてみたら?と私がけしかけると、嫁さんは前髪をあげ、どうぞ!の体勢で待っていたが、そのおでこに自分のおでこを当て、目をじーっと見つめた長男が発したのが「じっと見てると気持ち悪いー(≧∀≦)」である。

 

 

 

 

「良いことちょうだい」

 

さらにその後、夕食の片付けをしない長男に「片付けをしたら良いことあるかもよー」と私が言うと「おおー!」と言いながら片付けをやり始めた。その様子を見ていた次女が「良いこと、あると思うなよー」と余計なことを言ってたけど。

 

無事に片付けが終わり、各々が好きなことをやり始めたが、長男だけは洗い物をしている嫁さんのところへ行き、「ママ、良いことちょうだい(^^)」

 

 

 

 

言葉のチョイスである。

これには私は脱帽である。言葉の使い方が違うかもしれないけど、長男らしさが出てとても楽しかった。気持ち悪いと言われた嫁さんも思わず爆笑。

 

言葉そのものはとても失礼で許されるようなものではないけども、彼の持つ雰囲気がそれを帳消しし、さらに和やかな空気にしてくれた。これが長男の持つ最大の特長なのかなと思う。羨ましすぎる(>_<)

 

どうかそのまま育っていって欲しいものである。