春休みです。

 

でも来週には新学期です。

 

毎年この時期はドタバタで、昨年度から今年度へもかなりなもんだったけど、今年度から来年度へもかなりのものになりそう。

 

教室を移動しないといけないので、引っ越し作業が今年はある。

 

職員みんなでやるとはいえ、やはり荷物整理とか断捨離とかもしないと。

 

 

 

 

ここでいつも困るのが、先代から引き継いだプリント類。

 

おそらく先代も引き継いだんでしょう、クリアファイルがボロボロ。

 

使うのか、使う機会がこれから訪れるのか、捨てていいのか置いとくべきなのか悩む。

 

何に興味を抱くのかさっぱりわからないし、おそらく本人もわからないのではないかな。

 

保護者や小学校の担任からの情報も実はあまり当てにはならず、中学校に入ってみたら全く興味を示さないということも多々ある。

 

本当にそのときそのときの生徒の様子を観ながら、探っていくほかないんじゃないかと思う。

 

 

 

 

こちらが不安であるように生徒やその保護者の方も、もしかしたらそれ以上に不安でしょうがないのかもしれない。

 

まずは中学校という場所を理解してもらうことと、中学校の先生は怖くないよーということをわかってもらうことから始めないとね。

 

 

 

 

ただ一つ、理解してもらいたいのが「小学校とは違う」ということ。

 

「小学校の先生が『中学校は扱いが雑だ』って言ってましたよ!」

 

と怒鳴られたことがある。

 

雑だと思います。小学校に比べたら。(本当にそんな言葉を使ったのか?という疑問が残るけど)

 

確かに小学校ほど手厚くはないのは事実です。

 

でも、そうしないといけない理由があるんですよね。

 

「自分のことは自分で」

 

これから進もうとしている道は、真っ暗で何も見えない(希望がないとかいう意味ではなく、予想できない見通しが立たないということ)。

 

そこを、常に道を舗装して電灯をつけて周囲からは通行止めにして自分しか歩かない誰も何も邪魔が入らないような絶対安全安心の環境にしていていいのか?っていうことです。

 

大人の方が先に死ぬんです。

 

残された子どものために何ができるのか、どうしてやれば必要以上の苦労をせずに生きていけるのか。何を残してやればいいのか。

 

それを一緒に考えましょうってことです。

 

 

 

全然まとまってないけど、そういうことです(^_^;)

 

「魚を与えるのではなく、魚の取り方を教えろ」

 

特別支援学級の生徒だからこそ、身につけないといけないんじゃなかなと思う4年目を迎える一教師です。