年末に嫁さんが手術をする。
そのため約1週間入院する。
のどに良性の腫瘍ができ大きくなっていっているので、念のため取っとこうという話になった。
原因を訊いたけど、よくわからんらしい。
人間は不思議のかたまりなんでそれもしょうがないかと。
それに向けての準備で、最大の壁?困難?が子どもたちである。
10日ほど前、嫁さんが3人集めて説明した後、長女次女は号泣。3番目の長男は「なんの話?」といった様子だったらしい。
それからは、特に次女は年末に母さんがいないことをふと思い出しては号泣。
訊けば、寂しさよりも不安のほうが強いみたい。
そりゃそうだ。
いつもそばにいてくれて不安なときは抱きしめてくれる母親が、1週間とはいえ目の前からいなくなる。
不安でないはずがない。
そこで「母さんがいない」ことに少しでも慣れておこうと、私の実家がある大阪に4人で泊まりに行くことにした。
それが今日10月8日。
が、それはそれで子どもたちにとっては不安要素が一つ増えたようで、泊まりに行くことを決めてから子どもたちの情緒がむちゃくちゃ不安定になった。
寝る前には必ず誰かが号泣し、長女はイライラを爆発させ次女に強く当たる。
ついに三日前の水曜日は母親も号泣した。
みんな不安で仕方がないのだ。
でもこればっかりはどうすることもできない。
でもなぜか私は一抹の不安もなかった。
4人ともなんとかするだろうという確信に近いものがあった。
ただ待つだけでいいだろうと。
泣きついてきたらただ同意するだけでいいだろうと。
案の定、子どもたちは落ち着き、やっぱり泊まるのは無理だと判断したら日帰りする案も用意していたが、泊まる気でいるようだ。
嫁さんと話すと、「水曜日にみんなで泣いたのがよかったみたい。腹括れた」。
事実を認めて、受け入れられたら、人は強くなれる。
言うのは簡単だが、とんでもなく辛くて痛みが伴ってくる作業である。
それを子どもたちは独力で乗り越えられた。
我が子ながら尊敬する。
やはり子どもは偉大である。
さて、今晩がどうなるか楽しみだ。
そういえば、次女の不安って「父さんがちゃんと読み聞かせをしてくれるか不安」だったらしい。
そっちか!