昨日、京都府サッカー協会主催のJFA公認キッズリーダー講習会に参加してきました。

 
講師はこのブログでもご紹介した、NPO法人I.K.O市原アカデミー代表の池上正さん。最近何かとお世話になっています。
 
キッズリーダーは昨年の11月に兵庫県で取得したのですが、京都府協会の知人からお誘いをいただき、聴講生として参加させていただきました。
 
兵庫県では、講師の方はほぼスライドを読んでいるだけ(それで十分な内容だと判断されたか、そうしなさいという日本協会からのお達しかな)でしたが、池上さんはスライドに加えて海外で観てきたことやご自分の考えを話されていました。
 
それは日本協会が推奨しているものとは違う部分もありましたが、ご自分が経験されてきたことなので、その言葉にはとても重みがありすべてが納得のいくものでした。
 
ちなみに、スライドはキッズインストラクターが講習会で使用する用にJFAが作成したものでしょう。だから、兵庫県でも京都府でも内容は一緒。
 
その中に、私が以前兵庫県で受講した際スライドの中に「ん?」と引っかかった一文があったのですが、池上さんもまったく同じ一文を指摘され、ていました。
 
その一文とは、「指導者は、子どもの成長を優しく辛抱強く見守ることが大切です」
 
辛抱強く?
 
辛抱強く=我慢するだとすると、指導って我慢しないといけないものなの?大変なことはたくさんあるけど、それも含めて楽しんでるんですけど?
 
池上さんはより具体的に、「指導は子どもたちがどう変わっていくのかをワクワクしながら待つこと」と表現されていました。
 
そっちのほうがしっくりきますね。
 
でも、「辛抱強く」と表現してあるほうが、「そうそう、我慢やんな~!」としっくりくる指導者の方は多いのではないでしょうか。
 
だけど、ダイエットと一緒で、苦痛が伴うと長続きしないし、そもそも楽しくない。
 
まず、指導者が楽しむことが大切なのではと感じていますが、言うは易く、ですよね。
 
どうしたら指導者も子どもたちもお互いにハッピーになれるんやろう?
 
そんなことを考えさせられた講習会でした。