マイアミの奇跡 | 明日使えるサッカー用語集

マイアミの奇跡

アトランタ五輪グループリーグでU-23日本代表がU-23ブラジル代表を1-0で破った試合のこと。このときのブラジル代表は、ロナウド、ジュニーニョ、ロベルトカルロス、アウダイール、リバウド、ベベトといった、世界的な名選手で構成されており、断トツの優勝候補だった。日本代表はGK川口能活を中心とした守りでブラジルを完封し、相手のミスを生かしカウンターで得点し、勝利を収めた。日本中が歓喜に沸き、アトランタ組は国民的ヒーローとなった。結局、グループリーグで2勝1敗の好成績を収めるも、日本は得失点差でグループリーグ敗退が決定。このことで西野朗監督はいわれのない非難を浴びることとなった。マイアミの奇跡とアトランタ組をテーマとしたノンフィクション『28年目のハーフタイム』は大ベストセラーとなり、サッカーノンフィクションというジャンルの本がビジネスとして確立するきっかけとなった。

川口能活
西野朗
アトランタ組



著者: 金子 達仁
タイトル: 28年目のハーフタイム