プレスバックがうまくなる練習メニューで守備力アップ!サッカー戦術の最適解

 

こんにちは、サッカー寺子屋チャンネルです!

 

今日のテーマは「どんなチームでもプレスバックがうまくなる練習メニュー」について。

 

プレスバックの概念を理解し、実践に活かすためにどんな練習を取り入れればよいかを解説していきます。

 

守備力を劇的に向上させ、試合での失点を減らすためには、プレスバックのスキルを身につけることが不可欠です。

 

このブログを通して、あなたのチームも守備力アップ間違いなし!それでは、さっそく本題に入りましょう。

 

今日の内容はYouTubeでもお話しさせてもらっています。

文字ではわかりにくいところもありますので、ぜひ動画もご活用ください!!

 

 

 

プレスバックとは?

まずは「プレスバック」の基本から押さえましょう。

プレスバックは、自陣に戻りながらディフェンスを行う戦術です。

 

例えば、ボールを持っている相手選手に抜かれてしまったり、カウンターを受けた場合、守備のポジションに戻りつつ、ボールを奪いにいく動きのことを指します。

 

この動きができるようになると、相手の攻撃に対して数的有利を作りやすく、リスクを最小限に抑えることができます。

プレスバックのメリット

プレスバックがうまくなると、以下のメリットが得られます。

  1. 相手に抜かれにくい
    プレスバックをすることで、守備選手は常に自分の矢印が相手と同じ方向を向いています。これにより、相手選手に抜かれにくく、体をぶつけたり、時間を稼ぐことができます。逆に飛び込んでしまうと、相手に抜かれやすくなるため、プレスバックを活用したディフェンスの方がリスクが少なくなります。

  2. 2対1の数的優位を作りやすい
    例えば、1対1で相手と対峙している場面で、プレスバックを使うと味方が追いつき、数的優位(2対1)を作ることが可能です。これにより、相手の攻撃を封じる確率が格段に上がります。

  3. 相手の背後からボールを奪う
    プレスバックでは、相手がドリブルをしている際に、その背後からボールを奪いやすくなります。相手選手が前しか見ていないため、そのタイミングを逃さずにボールを奪えるのです。

これらのメリットを活かすためには、選手たちがプレスバックの技術をしっかり習得することが必要です。

 

では、どのような練習でこのスキルを向上させるか、次に紹介します。

プレスバックをうまくするための練習メニュー

プレスバックの技術を向上させるためには、実際のゲームに近いシチュエーションを作り出す練習が効果的です。

 

次に紹介する練習メニューは、プレスバックを自然に発生させるための方法です。

練習メニュー1:2対1の状況を作る

この練習では、まずボールを持っている選手(攻撃側)が、守備側の選手からプレッシャーを受ける場面を作ります。

 

2対1の状況を意識することで、守備側はプレスバックのタイミングを学び、攻撃側はその間にシュートを打つことを目指します。

練習の流れ:

  1. ボールを持った選手(攻撃側)がパスを出す。
  2. その後、攻撃側はリターンを受け、角度をつけて再度ボールを受ける。
  3. 守備側は、ボールを持った選手に対して1対1で対応するが、抜かれないように時間を稼ぎながら守る。
  4. 守備側の選手(プレスバック役)は、そのタイミングで戻りながら、攻撃側にプレッシャーをかける。

この練習により、守備側はプレスバックを行いながら、攻撃側の選手に時間をかけさせ、最終的に2対1の数的優位を作る感覚を養えます。

練習メニュー2:スペースの調整

グリッドを使った練習で、選手たちのポジショニングや動きを意識させることも有効です。

 

グリッドの大きさを調整することで、攻撃と守備の距離感やプレッシャーをコントロールできます。

 

最初は小さめのグリッドからスタートし、選手たちのレベルに応じて広げていくことで、より現実的なシチュエーションを作り出せます。

練習メニュー3:ドリブルとプレスバックの連携

この練習では、攻撃側がドリブルで進行し、守備側はプレスバックを行いながらボールを奪う練習です。

 

守備側の選手は、相手選手に対して過度に飛び込まず、プレスバックを使って時間をかけることを意識させます。

練習メニューで重要なのは「最適解」

すべての練習メニューに共通しているのは、選手たちがプレスバックを実行しやすくするために、どんな状況を作り出すかということです。

 

例えば、グリッドのサイズや攻守の人数差を調整することで、最適な状況を生み出せます。

子どもたちの能力に合わせた練習

グリッドのサイズや練習の強度は、選手たちの能力に合わせて調整することが重要です。

 

小さすぎるグリッドではプレッシャーが強く、大きすぎるとボールが回りすぎて守備が機能しなくなる可能性があります。

 

選手たちが実践的にプレスバックを活用できるよう、徐々に最適なシチュエーションを作り出していきましょう。

最適なチーム戦術としてのプレスバック

プレスバックをマスターすれば、守備力は格段に向上し、失点を大きく減らすことができます。

 

数的有利を作り出し、相手に思い通りの攻撃をさせない戦術として、どのチームにとっても重要です。

まとめ

プレスバックは、守備力を向上させ、試合の中で重要な役割を果たす戦術です。

 

今日ご紹介した練習メニューを活用し、選手たちが自然にプレスバックを行えるようにしていきましょう。

 

守備を強化するために、最適な練習メニューを選び、チーム全体で取り組むことで、試合での成功を掴むことができます。

プレスバックを上達させ、守備力アップを目指して、ぜひ今日の練習メニューを取り入れてみてください。

 

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サッカー寺子屋チャンネル 一同

 

 

文字で練習メニューを聞いてもよくわからなかったと言う方は、ぜひYouTubeをご活用ください。ホワイトボード等を使って解説しています。

 

 

 

それでは、次回の動画やブログでお会いしましょう!