2年ぶり王座に王手 | サカすけブログ

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読売新聞記者による、全日本少年サッカー大会ブログ。大会期間中続々更新します!

 準決勝第2試合は、名古屋グランパス(愛知)が大宮アルディージャ(埼玉)に3-1で逆転勝ちしました。


 グランパスは一昨年の優勝チーム。あの時は凄い選手がいました。FW杉森考起選手。「ボールを持ったら、誰も追いつけないスピードスター」と当時の監督が評した快足を生かし、9試合で実に17ゴールを奪いました。決勝戦でも先制点を挙げ、まさにMVPの働きでした。


 今年のチームは、そこまで傑出した選手はいませんが、精神力の強さが光ります。この試合、守備の連係ミスで3分に先行されながら、あわてることなく落ち着いてゲームを進め8分に同点。後半立ち上がりの23分、FW住田将主将が勝ち越しゴールを決めました。



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 泣きじゃくる大宮アルディージャの選手たちの肩を叩いて励ました名古屋グランパスの選手たち。全員の気持ちを代弁するように、住田主将は「最後も笑って終わりたい」と誓いました。