5日午前に行われたPK戦で、最も注目を集めたのは、柏レイソル(千葉)-川崎フロンターレ(神奈川)戦でした。
これまでの5試合両チームとも全勝で、川崎フロンターレは計22点を挙げており、柏レイソルは何と32ゴールです。
しかし、試合は意外な展開となりました。両チームともしっかりとパスをつなぎ、見事なドリブル突破もありましたが、どちらも守備の集中力が抜群でした。DFがシュートをブロックし、そこを破られても、両チームのGK、柏レイソルの土井智和選手と川崎フロンターレの早坂勇希選手が好セーブで防ぎます。
密度の濃い展開で、前、後半の計40分はアッという間に過ぎ、PK戦に。8人制のPK戦は3人で勝負を決めます。川崎フロンターレの2人目のキックが左ポストを直撃したのに対し、柏レイソルは3人とも成功し、名勝負の決着がつきました。
泣き崩れる川崎フロンターレの選手たちを柏レイソルの選手たちが励ます姿に感動しました。