体幹ひねりは、身体を左右にスピーディーに動かすための大切な動作です。
でも、「ひねり」そのものの考え方を意外と勘違いしている方が多いかも知れません。
そこで、原点に立ち返り、体幹ひねりの正しい理論とトレーニング方法のお話しをしたいと思います。
1.体幹ひねり
次の動画にもあるとおり、体幹ひねりは上半身と下半身を逆方向に回転する体操です。
でも、上半身と下半身の逆回転というのは、実は結果的な動作なんです。
うん???ちょっと分かり難いですよね。
そこで、体幹ひねりを効果的に使えるための理論をお話します。
2.ナンバ走法
体幹ひねりは上半身と下半身を逆回転する動作ですが、これは水平方向の動作です。
この動作の理論と似たものとして、ナンバ走法があります。
体幹ひねりとナンバ走法を比べると、一見して似つかわしくない動作のように思いますよね。
でも、共通点は、上半身(手)の動きに釣られて下半身(足)が連動するという考え方があるんです。
一方、違いとしては、上半身(手)と下半身(足)の動作方向だけです。
(1)体幹ひねり→水平方向に釣られる(連動する)。
(2)ナンバ走法→垂直方向(または前後)に釣られる(連動する)。
これだけです。
要するに「釣られる(連動する)」という点が重要なんですね。
3.正しい体幹ひねり
体幹ひねりは、単に上半身と下半身を逆回転する動作ではありません。
詳しくは動画をご覧ください。
体幹ひねりはナンバ走法と同じように、上半身の動きに釣られて下半身が勝手に動くものというように考えてください。
勝手に動くということは、下半身に力を入れなくても上半身のパワーが下半身に伝わるということです。
このように、ちょっと考え方を変えるだけで、体幹ひねりが効果的に使えるようになります。
慣れないうちは、なかなか上手く動けないかも知れません。
でも、上半身(手)の動きに釣られて下半身(足)が連動するイメージを持つことが大切です。
私の理想としては、上半身を動かすと…、勝手に下半身も動いてしまう!
身体に力を入れる必要はないんです。
上半身の体幹ひねりの強烈な遠心力を下半身に伝える!
こうした遠心力の連動性を大きなパワーに変えましょう。
サッカーは足だけでやるスポーツではありません。
上半身と下半身を連動させることが大切なんです。
それによって筋出力も最大化しますからね。
よろしかったら参考にしてくださいね
次回は「体幹ひねりを実感するための簡単なドリブル」のお話です。
お楽しみにね
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