本は破格商品て今さら気付いた | ブログ

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 本て高いと思ってたけど安いわ。昨日、最相葉月さんの最新刊「セラピスト」というノンフィクションを読んでそれに気付いた。

 書店で見かけてパッと即買い。著者がこの本を書くためにかけた年月、労力、費用等を考えると、1890円て安すぎ。自分で本を作る仕事をしていながら、そんなこと考えたこともなかった。

 本を高いと思う人と安いと思う人で人生は大きく変わってくるんじゃないかな。本質を見られる人は本を安いと感じている気がする。この本に書かれている内容を自分で知ろうとしたら超大変だ。インタビューのアポ取り、出張、取材、などなど。本はそうした手間をわずか1000円~2000円で解決してくれるんだもの。

 それに故人のインタビューなど、もはやいくら払っても新たに獲得できない情報すら本の中には収まっている。受け取る側のメリットを考えると、その10倍以上の値段でもお得感がある。

 本は破格商品て気付けて良かった。てか気付くの遅すぎ。



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