みなさん、こんにちは。
フットボールダイレクターの川村です。

一気に暖かくなりましたね。
季節が良くなり、家では愛犬に、通勤時には電車から見る桜に、日々、癒されております。
少しでも春を満喫したいと思います!

満喫と言えば、例年以上に明治安田生命J2リーグを楽しんでいます。
古巣の徳島、昨年多くの関わりを持たせていただいた岡山、そして霜田が監督をしているレノファ山口の
動向が気になる気になる(笑)。

山口は開幕から3連勝や、2-0から追いつかれたり、前節は0-2からアディショナルタイムに追いついたりと、
ハラハラドキドキです。
応援している方は改めて、リーグ戦の楽しみを味わうことが出来ますね…
みなさんのご贔屓クラブは、どういうスタートを切りましたか!
毎年、最後の最後まで目が離せないJ2!今年もドラマチックなクライマックスを迎える事でしょう!

春休みになり、あちこちで小学生のみんながサッカーを楽しむ姿を目にします。
春休みを利用して、フェスティバルに参加をしたり、いつもとは違う地域のチームとの試合を楽しむことも多いと思います。
試合を楽しむこどもたちを見守るのは楽しいものです。
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ただ結果、内容、雰囲気、もっと出来るだろう、もっとやって欲しいというおとなの目線が時として、
選手から試合の楽しみを奪っていないかな…
試合どころか、言われている選手がサッカーやスポーツを嫌いにならないかな?というような暴言はなくなりませんね。

先日もあるフェスティバルを見学した際、1人の選手に個人攻撃をしたり、チーム全体を罵倒したり、ず~っと大きな声で
叱責している指導者を見て不安になりました。
空気のいい、きれいな人工芝というせっかくの環境の中で、選手の声が響かず、おとなの声ばかり。
グラウンドを離れたところで、フォローはしているのかもしれませんが(少なくてもそうあって欲しい)、ピッチ内でも、
同じ選手がチームメートからも罵倒されている姿を見るといたたまれません。

ベンチ入りの選手を含めた選手、指導者が、目の前の試合を楽しむというのはどういうことなのか…
みんなが試合に出て楽しむというのはどういうことなのか…
自分の力を出して、チームで一緒に戦って、プレーでも声でも、雰囲気でも盛り上げ合ったりするとはどういうことなのか…

毎試合が理想通りになんていきません。
おとなが必要以上にコントロールして試合を行っても、選手同士が試合を楽しむ雰囲気、ベンチから声援を送る雰囲気には
絶対に勝てないし、選手は試合を経験しながら、いろいろなことを覚えていくのではないでしょうか!

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サッカーを続けていけば覚える事はたくさんあると思いますが、サッカーを始めた、試合を経験し始めた頃に覚えた楽しみ!は
ずっと残るものではないでしょうか!

先日、徳島時代の教え子(スクール、U12時代、大学から東京生活)が、遊びに来てくれて(FC東京時代にも遊びに来てくれました)、
こんなふうにラインをくれました。嬉しかったなあ~

“僕をはじめ、川村コーチに教わった子はみんな言っています!! 
のびのび僕たちはサッカーが出来ていましたよ!環境も良かった(大塚製薬グラウンド)し、川村コーチを見て、
サッカー関係の仕事に就きたいと改めて感じました!“

成績、結果も大事ですが、サッカーで築く、気付くことはとても大事なのものではないでしょうか。