スルーパスの美学old -2ページ目

リベルタ・ドーレス杯に、いないはずの選手が(笑

えー、現在リベルタドーレス杯準決勝、グアダラハナとアトレチコ・パラナエンセの試合を見ておりますが、その試合に驚くべきことが。例の問題で仕方なくコンフェデに参加していたグアダラハナの選手たちが・・・昨日まで試合をしていたはずの人たち(つまりメキシコ代表選手)が・・・出てます(笑

中何時間だよこれ。36時間くらい?ほとんど移動だぜ。


#問題ってのはこれね。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/confede05/headlines/20050615/20050615-00000004-spnavi-spo.html


J-SPORTS名アナウンサーの倉敷氏によれば、会長が自前のボーイング737でドイツまで迎えに行き、さらにジェットにはマッサージ師やヨガの先生を搭載、可能な限り状態を向上させて試合に臨んだとのこと。信じられねぇ!

#ドーピング・・・してないよね??ね??


ちなみに、スタメンには大活躍したメディーナ、モラーレス、サルシドの3名が出ております。タフだなぁ・・・。


追記:モラーレスは56分で下がりました。でもメディーナ、サルシドはまだ元気。

コンフェデ終わって

いつになく「楽しい」コンフェデが終わりました。

観客の乱入、ドーム型球状の雨漏り、新ルールによる混乱などいくつかの課題は残りましたが、概ね良い大会だったのではないでしょうか。ドイツのお客さんは大いに盛り上がり(といってもW杯には地元枠がなく、本番との客層は大きく乖離しそうです)、試合も準公式試合とは思えないほどの盛り上がりを見せました。


まず3位決定戦と決勝戦を軽くおさらいしましょう。


3位決定戦で合間見えたのは、地元ドイツと中米の雄メキシコです。ドイツは新世代による新しいドイツサッカーを、メキシコはフィジカルの強い国との戦い方を示す上でも非常に重要と試合になったため、過去の3位決定戦に比べても熱い試合となりました。


試合はまさにスペクタクルそのもの。ドイツが点を取り、メキシコが追いつき、そしてまたドイツが突き放す・・・。メキシコは激戦後の中2日であり、アルゼンチン戦のようなパフォーマンスを見せることは出来ませんでしたが、今回も素晴らしいサッカーを見せてくれました。やや組織にかけるところはあったものの、素早いサイド攻撃からの攻めは日本もお手本にすべき部分が多かったですね。国内組が中心のメキシコに、共にする時間が長いからゆえの美しい組織を見ました。個の力も局面では光りますが、やはり組織は大事。メキシコ戦を解析したオプタのデータをぜひ見てみたいものです。


一方のドイツは、ブラジル戦を出場停止で棒に振ったシュバインシュタイガーが大活躍。メキシコの堅守相手に4点も取ったというのは、重戦車的攻撃サッカーを標榜していた過去のドイツを思い出させます。スターと呼べるプレイヤーがバラックしかいなくとも、若い力でこれだけ出来るということを示しました。まだ若さが見えるフートも、荒削りではありますが、このまま成長すれば楽しみな存在となるでしょう。シュバインシュタイガーとシュナイダーのコンビや、ポドルスキのパワーに次の世代のドイツを垣間見た気がしました。しかしながら、守備の不安は大会を通じてぬぐえず。守備と若さゆえのもろさを何とかしなければ、ベスト16止まりも十分にありえます。

試合を決定付ける得点がバラックだったのは、これからバラック中心でチームを作るためにも好材料でしょう。あとはクリンスマン監督がどのように若手の伸びシロを使ってくるかですね。腕の見せ所です。

ただ、ドイツも日本と同じくして(最近の日本には大黒がいるか?)、国内のリーグに絶対的な自国FWがいません。大活躍のポドルスキーがついにトップリーグへ戻ってきますが、彼がいなくなった時が多少不安でもあります。クラニーもいいんだけど・・・ねぇ。



さて、残すブラジルとアルゼンチンの決勝です。

当初は拮抗するかに思えたこの試合も、ブラジルが圧勝するという結果に終わりました。

アルゼンチンはポゼッションこそ高かったのですが、持たされているという印象がぬぐえず。リケルメを経由した攻めも単調で、決定機自体が非常に少なかったですね。

対するブラジルは、決定機らしい決定機こそそんなになかったのですが、個人の力で決定機にしてしまい、なおかつ確実に得点も決めた印象です。ロナウジーニョ、アドリアーノ、カカー、ロビーニョ、この4人が楽しそうにサッカーをするかぎり、もう地球上のチームでは押さえ込むのが不可能なんじゃなかろうか・・・そんな絶望感さえ生まれるような、圧倒的な力でした。また、右サイドのシシーニョの成長も著しく、ブラジルここにあり!を存分に示しました。おそるべし。まあ、見てるほうからすればこんなに面白いサッカーもないわけですけどね。


そうそう、アルゼンチンファンが悲しくなるような情報を追加しておきましょう。リベルタドーレス杯においても、ブラジルのチームであるサンパウロにリーベルプレートが敗退しました。両国の3連戦は、今のところブラジルの2連勝。さて、ワールドユースでの試合はどうなることやら。



最後に参加国今後の展望を。


メキシコはあれだけ活躍してしまったため、選手の海外流出が心配です。国内組中心だからこそのあの組織が、本大会でも維持できるでしょうか?まあ移籍情報はぜんぜん出てませんが。


ブラジルは、ロナウドやカフーが危機感を持ったことから、もっともっと強くなるでしょう。というか、本人たちが楽しそうだもんな。もう嫉妬するレベルですね。どれだけ気持ちよくプレーしてるんだろう・・・。ブラジルには貴重なSGGK、ジーダがいるうちはどうしょもない大崩れもなさそうだし、しばらくは楽しく見れるんじゃないでしょうか。


ドイツは若手をどう成長させるかに、クリンスマンへの期待があつまるでしょう。GKローテーション制は賛否あるところですが、コンフェデでうまく民衆を見方につけたクリンスマン監督は、これからも独自路線を歩んでいきそう。心配なのは、いまだ「強豪国に勝っていないこと・・・(メキシコも強豪国ですが、欧州でどうとらえられているか・・・)」でしょうかね。本番での萎縮が心配です。


アルゼンチンは、ほとんどオリンピックメンバーで望んだ今大会とはいえ、尻すぼみな結果となってしまいました。アイマールは相変わらず大事な場面で活躍できないし、リケルメはずれだすと使えない。DF陣は個人の力に圧倒されてしまうことが判明したし、攻撃陣は組織に弱い。大会を通じて、ちょっと不甲斐なかったですね。ソリンの出来次第でチーム状態がわかってしまうのもねぇ。フィゲロアも頼りない。選手層の厚さでは、ブラジルに相当置いてかれてしまいましたね。次のW杯は相当重圧がかかるはずなので、今一度チームを作り直す必要があるかも?


ギリシャは・・・どうしちゃったの?って感じ。格下と南米系のチームとは戦えないのか?


オーストラリアは、ドイツにあれだけ善戦しながらも監督が辞任してしまい、五里霧中。またプレーオフが・・・。


チュニジアは、見てないので分かりません。


いやあ、本当に6月はサッカーファンにとってたまらない一ヶ月でしたね。

7月からはJリーグと海外移籍市場を中心に書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

イルハン続報

昨日お伝えしたイルハン情報に続報が入りました。


http://oanesu.air-nifty.com/ilhan/2005/06/post_71a1.html

こちらの情報によりますと、「解雇」ではなくて本人による「契約解除」であるとか。

これには非常に大きな開きがありますねぇ。

しっかりしてよニッカンさん・・・。


でも契約解除ってことは・・・もう現役に終止符?

それともどっか拾ってくれるところがあっての行動??

コンフェデ杯大詰め

ドイツ・メキシコ戦

ブラジル・アルゼンチン戦


こんなリッチな内容が連続で見れる!


予想としては、メキシコとブラジルの勝利と見た。

あ、録画組のみなさんは延長も視野に入れてくださいね。


さあ、早くTVの前に移動しなきゃ・・・。


ではまた試合後に。

イルハン・マンスズまた解雇される

W杯が終わってからというもの散々なイルハン氏ですが、また解雇されてしまいました。

http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050629-0003.html


神戸を解雇されたイルハン氏は、私生活でも離婚・親権を失うなど散々な時期を過ごしていました。

そんな中、彼に救いの手を差し伸べたのがブンデスリーガのヘルタ・ベルリン。以前に彼と契約をしようとしていたことを思い出してか、トライアルを経て彼と契約を果たします。もちろん膝の怪我が癒え、以前のプレーが戻ることを期待して。


しかしそこはイルハン氏。試合への復帰が近づいてきたところで、今度は肩を負傷。そのまま出場なくシーズンを終えます。

今回の契約内容は1月からの半年ということで、試合に出ることが最低条件のような感じでした。結果、イルハン氏はまたも解雇の憂き目にあってしまいます。まあ・・・仕方がないですね。


さて、イルハン氏の選手生活はついに終焉となってしまうのでしょうか??

引退して日本での芸能生活を始めてしまうのでしょうか??

今後の去就にも注目です。


ちなみに、最近のイルハン氏について最も詳しいのは

http://oanesu.air-nifty.com/ilhan/

こちらのサイトだと思われます。

ブラジル対アルゼンチン見所

30日未明に行われるブラジル対アルゼンチンはなかなか興味深いので、ご紹介しましょう。


まず両国のW杯予選の話から。

当然ながら両国はW杯南米予選で激突、2試合をこなしたわけですが、そのどちらの試合もなかなか面白いことになっています。


第1戦はほぼ1年前、2004年の6月2日にブラジルにて行われました。スコアは3-1。試合を有利に進めていたのはアルゼンチンだったと記憶していますが、ブラジルはロナウドの個人技により3点分のPKを獲得し勝利。ブラジルはアルゼンチンの組織でかなり圧倒されていましたが、ロナウドという個人だけで相手を倒してしまったのです。この日のロナウドはまったく止められる気配がありませんでした。もちろんアルゼンチンDFの軽率なファールもあったので、一概には言えませんが・・・。とにかく、アルゼンチンにとっては大変悔しい試合になったわけですね。


第2戦はちょうど今月のはじめ、6月8日にアルゼンチンにて行われました。この試合で勝てばW杯のチケットを手にするアルゼンチンは、前の試合の悔しさもあり、非常に高いモチベーションで試合にのぞみました。なんせ直前のエクアドル戦は「負けてもやむなし」としてメンバーを落とし、ブラジル戦での勝利に照準を合わせていたくらいです。ちなみにエクアドルはホームで負けなし。エクアドルのホーム戦にメンバーを落としてのぞむのは、かなりの冒険だったわけですね。

対するブラジルは、不調をささやかれながらもロビーニョやロナウジーニョの活躍でなんとかチームを保っていました。ちなみにPKハットトリックのロナウドは、コンフェデに出たくないとごねてチームからはずされていました。


さて、そんな第2戦は如実に2チームの仕上がりの差が出てしまい、結果アルゼンチンが3-1と第1戦のスコアをそのままおかえしして終結しました。内容は完全にアルゼンチンのもので、ブラジルは焦るばかりの良いとこ無しでした。W杯出場を眼前で決められ、ブラジルは相当悔しかったでしょうね。


両国の因縁はこれだけではありません。ワールドユースでは一足お先に両国が対戦しますし、南米クラブチャンピオンを決めるリベルタドーレス杯では、アルゼンチンのリーベルプレートとブラジルのサントスが対決します(第1戦はサンパウロがホームで先勝している)。さらにですね、両国代表の通算対戦成績が33勝22分33敗(諸説あるので正しいかどうかはわからない)と絶妙な数字であるため、とりあえず34勝目を奪うのはどっちだ!といった見かたもできるわけです。


どうです?なんだかサイドストーリーだけでお腹いっぱい状態ですよね。

そんな因縁対決週間は、今夜のワールドユース準決勝ではじまります。必見です。


必見ですが、地上波で放送がありません。TBSとフジテレビ(共同権利保有なので)に文句を言いましょう・・・。


あ、最後にコンフェデのほうの戦況予測をしておきましょう。

メキシコとの試合で消耗し、さらにサビオラまで失ってしまったアルゼンチンは、少し不利な状況にあります。リケルメもなんだか少しずれていますしね。対するブラジルは、疲れの見える中盤の要、カカーを途中交代させていますから、多少は期待できるところです。


予想としましては、W杯第1戦の再現をアドリアーノにされてしまい、ブラジルが3-2あたりで勝ったりしないかな、と思っています。さて、どうなりますか。

コッリーナの定年が1年延長

先のエントリでも言及したコッリーナの定年が、イタリアサッカー協会のはからいで1年延期された。

少なくともコッリーナが世界最高の審判であることに異論を唱える人は少ないと思われるので、これは非常に賢明な判断であると考えられる。

ただ、惜しむらくはW杯では笛をふけないこと。やはりW杯はマルクスメルク氏に委ねられたようだ。


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20050628-00000012-spnavi-spo.html

勝手に心配される、ドイツW杯の審判

ドイツW杯の審判が僕には不安だ。


選手からもチームからもNo.1の信頼を勝ち得ているコッリーナは、その役目を終えた。

http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050627-0008.html

No.2とも言われていたフリスクさんも既に引退済み。

定評のあったスイスのウルス・マイアーさんも引退している。


そんな中、ドイツW杯の決勝主審と目されるのがマルクス・メルク氏だ。

しかし、審判は一人じゃできない。

ドイツW杯では、韓国で起きたあのような誤審たちは避けてほしいものだ。



ちなみに・・・。

アジア杯なんかを見ていると、やっぱりアジアの審判のレベルの低さが目に付く。

FIFAはアジアの審判のレベルアップも真面目に考えてほしい。地域には一丁前の4.5枠も与えているんだからね。

とりあえず、高いレベルでの速い試合や荒れた試合の経験が乏しすぎる。そりゃ、自国リーグのレベルが低いんだからしかたがないわけで、長期欧州留学制度とかを採用してほしいなぁと、切に願う。

メキシコ対アルゼンチン戦評

南米と中米の雄の対決は、試合前から心おどるものがありました。

なんといっても、メキシコの試合は面白い確率が高い。アルゼンチンも、チーム内競争の激しさからモチベーションが高い。この条件下で、面白くないはずがありません。


見どころは先に記述したとおり。

メキシコのカウンターおよび芸術的なトライアングルによるパス回しと、個と組織の融合したアルゼンチンです。


さて、試合は前半からとても速い、そして激しい様相を見せます。メキシコは相手ボールの際は激しいプレスを、そして自分たちのボールになった瞬間、相手のマークを少しずつずらしてきれいなトライアングルを作り、少ないタッチでの速いパス回しをすることで、アルゼンチンゴール前へボールを運びます。何度かチャンスはあったものの、コロッチーニやカンビアッソ、サネッティが大事なところで抑えます。そして、なんといってもGKのルクス!アボンダンシエリの陰に隠れがちですが、自分も素晴らしいパフォーマンスを見せることが出来るとアピールしました。

アルゼンチンは組織的なメキシコの激しいディフェンスに苦戦します。本日のアルゼンチンは、あまり組織立った動きは見られず、正確にはメキシコにそういった動きを消されていたのですが、局所局所をリケルメやソリン、サビオラが個の力で打開することで、なんとか攻めの形を作っていきます。この試合、カードが非常に多かったのは、アルゼンチンはメキシコのスピードについていけず、メキシコはアルゼンチンの個人技を抑えきれなかったことが原因でしょう。しかし、一見データだけ見れば荒れただけの試合に見えますが、実際はそのようなことはありません。なんといっても、他の試合と攻めのチャレンジ回数がケタ違いなのですから。また、コロッチーニの危険なDF以外は、それほど相手を怪我させるような反則はなかったはずです。その証拠に、タンカが使われたのはモラレスの退場ぐらいじゃなかったかな。


このような高次元、かつ緊迫した試合ですが、やはり要となる選手が浮き上がってきます。メキシコのマルケスは、常にバランスをとりつつ、1対1で負けそうな局面のフォローに尽力します。パスコースを潰すことにも時間をかけ、アルゼンチンの攻めを停滞させました。

一方アルゼンチンは、前線のフィゲロアの動きが良くなかったものの、絶好調のサビオラが信じられないようなプレーを連発し、さらに「どこにでもいる」ソリンが、まるでテレポートを繰り返しているような神出鬼没さを見せます。特にソリンは、前のプレーで左サイドバック近くにいたのに、次の局面ではゴール前に顔を出していたりします。まさに技術を持った汗かき役で、今のアルゼンチンの背骨となっていることは明白です。

リケルメは、好調には好調でしょうけど、ほんの僅かだけずれていました。疲れかな。


この試合が面白いのは、組織によるパスの攻め、個人による局面の打開、戦術的ファウル、そして両者の気合が充実していたからです。前半がいつの間にか終わっていたと感じた人も多かったのではないでしょうか。


そんな試合もコロッチーニがモラレスに対し体当たりをして流血退場させてしまったあたりから、急な展開を見せます。突然の選手交代を強いられたメキシコに一瞬の隙が生まれ、危ない場面がいくつか生まれました。特にソリンの動きが混乱に乗じて激しくなっていき、メキシコをひやひやさせます。しかし得点には至りませんでした。

ちなみにコロッチーニはこのプレー以降、ボールにからむたびにスタンドからの激しいブーイングを受けます。スタンドのファンも怒るような、そんな悪質なファウルでした。


そうそう、ソリンの素晴らしいプレーが後半29分にあったので、特記しておきましょう。

中盤でカンビアッソがメキシコのボールをインターセプトすると、危険を感じてゴール前にいたソリンは、誰にも気づかれることなく左サイドの深いところまで開きます。そしてボールが少し下がった瞬間Pエリアすれすれで中に、そして次の瞬間、みんながボールの行方に気がいったその瞬間、一人だけ縦に突進。マルケス以外には気づかれず、ゴール前でボールを受けようとしました。

このプレーですごかったのは、2点あります。一つは、ゴール前から一瞬にして左サイドに走りこむスピード。このプレーでDFをひきつけ、中央の選手たちがボールをまわす余裕を作ります。もう一点は、ボールが縦に放り込まれる直前の動き。ボールの行方を確認していたメキシコDFの目の前を横切ることで、ボールの出所をブラインドし、かつ自分の邪魔もさせなかった。もうソリン専用カメラがほしいほど、素晴らしい動きでした。バルセロナで鍛えられたマルケスがいなければ、間違いなく決定的だったでしょう。


しかしそのマルケスにもアクシデントが。直前にサビオラが退場したことで有利に見えたメキシコは、後半終盤に試合を決定付けようと必要以上に前がかりになってしまいます。これをアルゼンチンが見逃すはずはなく、アイマールを中心とした電光石火のカウンターが。これを「最大の危機」と察知したマルケスは、2枚目のイエローカードでの退場を覚悟しつつ、アイマールをとめます。このプレーは終了直前だったからこその、覚悟のプレーでしょう。マルケスはきっと延長で自分のチームが勝利してくれることを信じ、このプレーでピッチを後にしたのです。まさに重みのある退場でした。


延長戦は両者ともさらに激しくなります。そん中から、メキシコは左サイドを素晴らしいカウンター、恐ろしいことに全て縦パスという攻めで崩し、サルシードが値千金のゴールを決めます。

#サルシードはこのあとユニフォームを脱いでイエローカード。1枚目でよかったね。


しかしメキシコは、ここからがいけなかった。マルケスの気持ちを汲みすぎてしまったのか、はたまたアルゼンチンの気合に圧されたのか、下がりすぎてしまいます。リードを奪った瞬間から、なぜか組織的な守備が崩壊してしまいます。結果、おされつづけ、フィゲロアにこの試合はじめての仕事をされてしまいます。


その後の結果はみなさんご存知のとおり。

PKはまあ・・・PKですからね。


なんでこんなに長文かいてるんだよ!と自分で突っ込みたくもなりますが、とにかくいろんな要素のつまった、本当に楽しい試合でした。間違いなく今コンフェデのベストゲームじゃないでしょうか。


両チームの選手に感謝です。


少しだけ追記です。

この試合、何人かの選手が喪章を巻いていたため気になっていたのですが、どうやらフォエの命日であったため、追悼試合とされていたそうです。

そーゆうのを説明しろよ、フジテレビ!と思ってしまいますよね・・・。

#もし僕の聞き逃しでしたらごめんなさい。

http://www.nikkansports.com/ns/soccer/f-sc-tp0-050627-0016.html

感動すら覚える試合(ひとまず)

美しいトライアングルを作り続けたメキシコ。

フィゲロアを信じてサイドを崩し続けたアルゼンチン。


華麗なメキシコのカウンター。

個人と組織のバランスが心地よいアルゼンチンのリズム。


チームを信じて退場覚悟でアイマールを潰したマルケス。

「どこにでも」いたソリン。


もう、こんなに面白い試合があっていいのかと、感動すら覚えました。

残念ながらまだ仕事があるので、明日起きてもういちど試合を見たら戦評を書きたいと思います。


惜しむらくは、録画組で延長を予測できなかった人。さすがにPKまでは読めなかったか。


こんな試合を見せてくれたサッカーの神様に感謝します。

そういえば某所で「点が入らなくても面白い試合の見本だ」って書いたら、その直後に青島アナに同じこと言われて笑いました。


さあ、眠れない日々もあと少しです・・・。