人にはそれぞれ自分に合う人、合わない人がいるはずだ。と私は思っている。
私は今年で25歳になる。もう世間では大人ってことになる。
それでも割り切れない気持ちがある。

私にはどうしても好きになれない、というか大嫌いな人がいる。

その人は、だれもが認める「いい人」。だから私のこの感情は誰にも言えない。
なぜ、その人が憎いのか。

誰からにも愛されているから。

私とは違う。
そして、彼女は才能をも持ち合わせている。

人はそれぞれ個性を持ち合わせているというけれど、私はなかなか自分の個性を
自分で評価することができない。
こんな私を愛してくれている人もいるけれど、わかっているけど、
すごくからっぽな気持ちになる。
みじめになる。

そんな自分が嫌いです。

どこかにいきたいです。

私のことを誰も知らない土地に。
このGWの間、4人の友人の家の冷蔵庫を撮影した。

潮田登久子さんの「冷蔵庫」の写真集に魅せられ、撮影を始めた。
私なりの考えや思いを見つけることができた。

冷蔵庫は、その家主と私を繋げる「きっかけ」であったこと。

冷蔵庫を介して、私はその家主といつもはきっとしないであろう話をたくさんした。

米ぬかの使い方。
たけのこのゆで方。
ある小説家のこと。
マグネットについて。
将来のこと。

私はそんな関わりをしたかったのだ、と思った。
写真を撮る行為よりも、その人と私の今まで気づかなかった共通点。
私だから見つけることができた瞬間。

このGWは楽しかった。


大学の友人宅の冷蔵庫の写真をさっき撮影した。
久しぶりに入った友人宅は、時間の流れが微妙に違っていて、居心地が良かった。ラクダのイラスト、手書きで書かれた「おいしいパスタの作り方」、秘密結社のアジトのようなリビング。
今日のような天気がいい日に、ひょっこり迷い込みたい家。
撮影に出かけたつもりが、いつの間にか将来の話をしたりゆらりしてしまった。
こんな時間が、どの場所にも存在していたら世界は平和になるだろうと思った。