見てまいりました
アスペルガー症候群のシモンは、人に触れられるのが嫌い。物理とSFが好きで、パニックになると、「ロケット」であるドラム缶に引きこもる。
そんなシモンの理解者はお兄ちゃんのサムだけ。でも、シモンのせいでサムはふられてしまう。落ち込むサム。サムのために「理想の恋人」を探すシモン。そんな中でイェニファーという女性を見つけるが…
ポップでキュートでハートフル。きら
きらしたスウェーデンの短い夏の雰囲気がよく出てます。
変化が苦手で、こだわりが強くて、他人の感情を推し量ることができないシモンくん。けれど、お兄ちゃんのことが大好き。彼の「欠如」じゃなくて、彼の「特徴」ととらえることが、シモンくんを理解する近道かもしれません。あとは、イェニファーみたいに彼の「特徴」をおもしろがれるのも大事かも。
それでもやっぱり自分が大変な時はなかなかシモンくんと対応するのはしんどいかも。サムがシモンに感情をぶつけるシーンもあって。そんなサムの感情が理解できなくて、パニックになってしまうシモン。けれど、シモンを愛するサムとサムを慕うシモンの絆は強いのです。
主人公はシモンだけど、影の主役は、サムだよな、と思います。優しくて、忍耐強くて、ハンサムだし。
悪い人は出てきません。シモンに困ったり、振り回されたり、怒ったりするけど、悪意のある人はいないのです。(サムの別れた彼女だって、シモンに歩みよろうと努力したのです。)
登場人物みんな、シモンに悪意を持っていません。そこがハッピーな気持ちになる理由の一つかもしれません。
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