と、いうクイズをやっているのを見ました。
結論からいうとメスだそうです。
理由は
浦島太郎は浜で子供らにいじめられていた亀を助けた。
亀(海亀)が浜にあがるのは産卵のため=浜にいた亀なのだからメス
ということらしいです。
…ふーん。
と夕凪はちょっと釈然としない思いを抱えつつその解説を聞いておりました。
夕凪も亀はメスだと思います。
ただね、根拠が疑問なの。
だってね、浦島説話(浦島太郎に類する説話郡。一番古いのは「風土記」なんだよー。浦島は奥が深い)において、通常亀はね、漁をしている浦島につりあげられるのです。
つまり亀は浜にあがっていない。
よって、浜にいたんだからメス、という考えには納得がいかないわけよ。
何しろ亀が浜で子供に苛められてる…っていう描写は国定教科書(明治時代ね)あたりで登場するもののはず(江戸期の赤本類は詳しくないのでもちょっと早いかもしれないけど、でも少なくとも室町期にはそんな表記はない)。
御伽草子「浦島太郎」までの基本のストーリーは亀は浦島につりあげられ、浦島がちょいと昼寝か何かをしている間にその亀が絶世の美女に変じている。亀は実は仙女の化身だったのです…と、いうもの。
で、その美女が浦島を竜宮城に案内して、そこで二人は夫婦となるわけですが、そのためにはやっぱり亀(=乙姫)はメスじゃないとまずいわな。
だから亀はメス…という風に夕凪は理解しているわけです。
で、浜に亀がいるのは夕凪的には亀が子供に苛められている、というシチュエーションを作るためだと考えているので、どうもそれを理由にメスとするのは納得できかねるのです。
で、なんで亀が子供たちに苛められているシチュエーションを作らないといけないか、っていうとそこはそれ、近代の教育政策の一環いいことしたら自分にもいいことがかえってくるよ、っていう所謂報恩譚をあからさまに形づくりたいからだわな。
と、いうことでそこにそんな作為が働いているとしたらその結果生じた浜にいたから亀はメス…という解に疑問をもつのは当然といえましょう…。
ふう、つい熱くなって語ってしまったわ。
でも人間専門のことでいい加減なこといわれると熱くならざるをえないですよね?ね?
※近代の教育政策云々に関する当たりはまったくもって夕凪の個人的見解ですからかるーく流しておいてください…江戸と近代当たりの資料にはあんまり明るくないので…