寮美智子さん作です。


本当に何気ない話なんです。


人間と同じ大きさの言葉を話すうさぎと男の子の出会いと別れまでのお話。


それなのに、たったそれだけなのにどうしてこんなに涙がこぼれるのか…


この本を貸した友人の読了後の言葉がいまだ忘れられません。



「危険な本だね」



本当にそうなのです。

危険な本なのです。


心ごと持っていかれる…そういう物語です。