望月かりん?作の漫画です。


久々に読み返して深く心に染み入りました。


私が好きなのはタイトル「欲望バス」の数えて二つ目の作品。


桜を口にし幻影をみる。切なくて悲しくてでも救われたと思える話でした。


ちなみにこのお話、バスのモノローグで綴られます。


表題作とは別の心中するお話も好きです。


愛しさが逃れられない呪縛になって命を奪ってしまうのが怖いと思う。でも憧れる。



お勧めの一冊です。

確か「花とゆめ」掲載だったと思うけど…「ロリータの詩集」をはじめこの頃の掲載作品は素敵なものが多かったなぁと思います。