おはようございます。
夕凪です。
お仕事の帰りに本屋さんによりました。
目的は京極の新刊チェックでございました。
どうせ落ちてるんだろうなぁ~…と思って尋ねたところ案の定落ちていました。
まあそれはいいのです。
予想の範囲内です。
書店にて目的を見失った夕凪はふらふらと店内を回遊いたしました。始発がまだだったので。
そして見つけた一冊の本
「浦島太郎はどこへ行った」
…。
沈黙の後に本に手が伸びる夕凪。
前にお話したことがありましたが夕凪は学部時代それはしつこく浦島太郎と研究していたのです。
浦島といえば夕凪、というくらいに。
何か資料が出ればご丁寧に皆さんかして下さり、浦島関係の発表があれば意見をいわなければならなかったものでした…つらかった…。
まあ友達からは何故か雪女呼ばわりされたりもしていましたけどね。
閑話休題。
そんな夕凪がそんなタイトルの本を見つけたら手に取らないわけないではないですか…。
ぱらぱらとめくって微妙だなぁとは思ったのですけど。
つい、つい、ですね。
購入に至ってしまいました…。
それから帰宅中そして今までとかかって読み終わったわけですけども。
結論。
買ったの大失敗…。
視点は新しいのかもしれないけど、基本的に研究書じゃないよね、やっぱり…。
何より全部原典載ってないものね…現代語訳になっちゃってるものね…。
とりあえず、今まで深く考察しなかった「西遊記」との関わりを再考察しようかな、という気にはさせてくれた一冊でした。
これ買うんだったら「恋愛小説の誕生」買えばよかった…(浦島の研究書。これは出た時読んでびっくりしました。面白くて。興味のある方ぜひぜひご一読と。三浦なんとかさんです。著者忘れちゃった…)