茫洋とした確認しないと自分がわからない。 好きなものと嫌いなものを数え上げて、そうしてやっと安心できる。 私はどんな形? 何もない。何もない。何も。 本を読み音楽を聴き、そうして空白を埋めたつもりになる。 でも本当は。 好きなものなんて何一つもないのかもしれない。 嫌悪がつのり己を傷つけることが快感に変わる。 でも決して命を奪う傷をつけることのできない自分に吐き気を覚える。 消えてなくなれ。