8月11日。

待望のキリトソロツアー初日。

いったいどんなステージをみせてもらえるのか、そしてどんな歌を聴くことができるのか…会場に向かう私はそのことで頭がいっぱいでした。


もちろん、バスが遅れてたこともあって、間にあうか~!ということが頭を一番占めていたんですけど。

さらには何かトラブルあってもいいから開演遅れて~!とキリター失格なこともずっと思っていたんですけど(笑)


その祈りが通じたのか開演はだいぶん遅れたみたいです。正確なところはわからないけど、20分から30分?何にせよ18時50分の時点で大阪駅にいた私が余裕で開演に間にあったことからもかなりな押しだったことが伺えます。風の噂によると開場もだいぶ押したとか。



不謹慎なこと祈ってごめんなさい、キリトさん…と思いながら開演をまつことしばし。



今回はぎりぎり会場いりしたこともあって私はほぼ最後尾にじんどっていました。


と、唐突に。


警報のような音が鳴り響く。


ざわめく会場…そして静かに幕はあがりました。


薄紫の幕があがるとそこにはキリトさんがいて…はじまったのは「Hameln」


ちょっと歌い方硬いかな…(偉そうですね…夕凪さん)なんて思いながら聴いていた私ですが、初めからすごく気になっていたことがあります。


それはキリトさんの両手の動き。

今回は自らギタリストもつとめるキリトさん。

はじめからその姿を披露してくれていたわけなんですが…。

サビのあたりで両手がギターから離れてわきわき動く。

たぶん、おそらく、いつもPIERROTで振り付けをしてるせいなのでしょうか、つい、という感じで動いて、いけね、という感じでギターを弾きに戻るその様子がもう可愛い。夕凪さん目が釘付けです(歌を聴け)。もう可愛い可愛い。


正気に戻りましょう…


ここで真面目な話をちょこっと。

幕があがってすぐの時。

会場中がびみょーな笑いに包まれたのなんだったんでしょう?

笑うようなところがあって私が見逃しただけ?

なんにしろ、緊張してるところであのみょーな笑いの雰囲気…すごーく私、落ちちゃったんですけど、あれってなんだったんでしょう(私が落ちたことに対する疑問じゃなくてなぜ周りの人々が笑っていたのかっていう…)

それから。これは私かなり唖然としたんですけど…なぜいきなり「こーた」なんて叫んじゃうんでしょう?

オープニングでいきなりそれは…許されるお遊びではないと思うんですけど。

かなり…背中に嫌な汗をかいちゃいましたけど…本人にはやむにやまれぬ事情があったのかな、と思うけど…でもソロ初日。今日この日この時にはやっぱり絶対しちゃいけないことだったんじゃないかな、と勝手に思っていました。



とまあ、それはさておき。



キリトさんのご様子です。



服装は何かそでが腕の辺りから変な風に切れ込みが入ってる生成り(?)のシャツ。

ステージはすごくシンプルなセットでした。

バックに格子窓のようなスクリーン。

中央、そして上手、下手に配置されたマイクスタンド。

そうそう、お立ち台も健在でした(笑)


曲目は「DOOR」「PLOT」と続き、それから順番は定かじゃないけど、「INTER CUTTER」「Ray」「Awaking bud」「誰もいない丘」


でもって「再生の朝」を挟んで怒涛の新曲ラッシュでした。


4曲くらいだったかな?

新曲はアルバムに入ってる「聴かせる」歌ものたちとは違ってはっちゃける感じの頭振ってオッケー!な曲が多く、そういうのが大好物な私はとても嬉しく聴いておりました。

いつ音源化されるのかなぁ…早くほしいです。


そうそう、新曲といえば、「再生の朝」終わってキリトさん、脱いじゃいましてね。

「俺が何で脱いだかわかる?」

とかなんとかのたまっておられました。そして、新曲を披露するため、とかなんとかいって、その新曲の一曲目でお立ち台に立ち、腰をふりふり…もう可愛い可愛い(こればっかり)


で怒涛の新曲ラッシュが終わって「THE SUN」

確かこの曲中でメンバー紹介が行われました。

向山テツさんの紹介にうけました。

「ライブがはじまる前から飲んでます。もうべろんべろん!」(それでいいのか!)


サポートの人たちの演奏はさすが、という感じでした。

すごーい上手!音がなんかすごいんですよね…独立してて。

一本こう何かを貫いているっていうか。

きらきらしてる音たちでした。

でもですね…なんていうかもう一つ絡んでない。

バンドじゃなくてセッション、っていう感じなんです…うまくいえないけど。

バンド大好きをもってひょうする夕凪の業ですかね。

それにこだわっちゃうの…。


とまあ偉そうにまたなんかほざいてますね、夕凪さん。

身の程を知りましょう(本当に)


で次が「EXIT」


これで本編終了。

がそこはそれ。

もちろんオーディエンスはアンコールをかけるわけです。

応えてキリトさん再び登場…

「やる曲がない」なんていいながら、新曲を披露してくれました、またしても。

2曲やってくれてその2曲はタイトルも告げてくれたんですが…ごめんなさい、失念しました。


これで都合7曲の新曲。すごい!


「普段いわないけどー…俺ってほらさ、天才?みたいな」


なーんていってるだけのことはあります!

どれもすごく好きでした。

特に3曲好きな曲があったんですけど…タイトルがわからない。


これからのツアーでもやってくれることを期待しております。


で、最後に「Ray」


新曲2曲やって「もう本当にやるものないから!でも俺が楽しいから…同じ曲やってもいい?」ということで演奏されました。


同じ曲でもなんでも大歓迎です!!という感じで夕凪はハイテンションで聴き、公演は終了いたしました。




今回のライブは久しぶりのキリト…ということだけで頭が一杯だった夕凪です。

同じ空間にいる…っていうのがすごく不思議で。

見入ってるうちにあっというまにライブ終わってしまいました。


すごく幸せな時間でした。


「いつも…バンドの時にも言ってることだけど。でもいつも以上に感謝してます。PIERROTというバンドじゃなくて俺個人を応援してくれる人がこんなにたくさんいるってことに。…愛してるよ」


というような趣旨のことをライブの後半のどこかでいってくれたんですが、その時のキリトの声がすごく…涙を含んできこえて。それまでなんともなかった夕凪も涙腺が壊れてしまって、一瞬大変でした。一瞬でしたけどもね(笑)


でも、本当に。キリトに支えられてる自分をすごく実感して毎日生活しているから。そのキリトからそういう言葉を聴けたのは感無量という感じでした。



次は名古屋公演です!



名古屋こそは記憶をきちんと持って帰って参ります(笑)