昨日の夜、映画「息もできない」を観た・・・どーも、オレです。
韓国の映画っす。
うーんとね、総合的に「面白かった」です。
基本、毎日1本くらいのペースで観ているんすけども、
みんなにオススメしたい映画しかブログにアップしないんですよね。
なのでこの「息もできない」もブログで書いてるってことは、オススメしたいんですが…
いかんせん「救い」がない…。
これっぽっち、微塵の救いもない映画です。
いや、この映画に関しては「救い」があっちゃ成立しないのはわかっちゃいるんだが、
冒頭の10分過ぎたくらいから、そこんとこは理解してたんだが、
それでも観終わった後、かなり落ちましたよ。
"ミスト"より落ちた映画です。
オレ的な解釈ですが、この映画は人生の「不公平」を描いた映画だと思います。
登場人物の人生を見ていると、「人間は皆、平等だ。」なんて、綺麗事とても言えねーです。
彼らは皆、人生と言うテーブルに付いたとき、配られたカードが、たまたま「最悪」だった。
コレはもう「運」です。
どう足掻いても、変えることのできない現実を、まざまざと見せつけられます。
そういう「運」のような曖昧なもので決まってしまう人生もあると。
そこをリアルに、リアルに2時間みっちりと見せられます。
ね?落ちるでしょ?
でもね、
普通に朝、目覚め、くだらないことに不平不満を口に出来るのは、
たまたま今、配られているカードが「良い」カードだったんだと思わされます。
小言と共に「早く起きなさい!」って起こしてくれる家族がいる、
家に帰れば、笑顔で「お帰り」って言ってくれる家族がいる、
この映画を観た多くの人達は、そんな"あたりまえ"の幸せが、いかに大切で
幸運の下に、実に紙一重のバランスで成り立っているのか再確認させられるんじゃないでしょか。
今、自分の中で思う、不平不満や不幸と思う出来事も、
本人にとっちゃ、めいっぱいの不幸なのもわかります。
上も下も、見たところでキリなんてない・・・。
そういった意味でもやはり、この映画には「救い」がない。
ホントに、1mmもないと思います。
でも、オレはあえてオススメしたい。
とらえ方は人それぞれだと思いますが、この映画から終始つたわる、
行き場のないパワーみたいなものを感じて欲しいっす。
決して前向きなパワーとかじゃないんですが、「何か」感じるものはあると思いますよ。
韓国の映画は何本かしかまだ観たことないんですが、どれもすごいエネルギーです。
命削って作品を撮ってる感がパネーっす。
大袈裟かも知んねーっすけども、今、世界で一番いい映画を
生み出してるのは韓国なんじゃね?
今後も期待です。
★★★★
あ、そうそう。
この作品、精神的に弱ってる時は観ちゃだめよん。
マジで。
アディオス
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