ONE DAY. I MET YOU. -19ページ目

ONE DAY. I MET YOU.

零れては落ちる言葉を必死に繋いでみる。

書きたい曲が沢山ある。そろそろ書こう。
それからやっぱり
少しだけ泣きたくなる



それはきっと素敵な日だから。
陳腐な言葉でも構わない、
いつか正しい形を見つけるまで、
何度でも繰り返すんだ。
書き留めようとしても、全て流れ去ってしまう。


音楽には匂いがある。
景色に付随した匂い。
甘く切なかったり、
刺す様な痛みだったり、
何もない透明だったり、
ふと何かを思い出したり、
それは君だったりする。



歌詞とか、ギターとか、
ピアノとか、シンバルとか。
その全部が少しずつ僕をくすぐって、
よくわかんないけど暖かい。



そうか、夏が近付いてきたんだ。



そんな風に書いていると、
次々に溶けてどこかへ流れ去る。
追い掛けもってせずに、
ただなんとなく眺めてる。
同じ風に吹かれながら、
今日はまぁ、いいや、と思う。




書き留められない。